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「スタジオエクササイズ」-「エアロビクスダンス」

 

V-ステップ

 

 

「Vステップ」は、足の運びがアルファベットのVの字(横の線はありません)に似ているのでその名がつきました。初級から上級のクラスまで、どのクラスでも必ずと言ってよいほど出てくるもっとも基本的な動作の一つです。
手の振りはいろいろなパターンがありますが、最もポピュラーなのが斜め上方に伸ばすものになります。そして、全く個人的な意見なのですが、慣れている人とそうでない人の差はこの手の振りに出るのではないかと思っているのです。
つまり、手がきれいに伸ばせているということは、足の運びはそれほど意識をしなくても良いということになります。
慣れていない人はどうしても足に意識がいってしまい、手はおろそかになってしまいます。足の運び方に余裕ができて初めて、手の方に意識が持っていけるわけです。
下のイラストですが、1枚目は胸の前で両手をクロスした形にしています。通常、この形でスタートすることはありませんが、便宜上そうしましたのでご了承ください。

 ⇒ Wアキレスさんの「Vステップ」の解説ページ
・Wアキレスさんより以下のようにコメントをいただきました。(2009/04/02)
「Vステップのかかと: 確かにその前のステップで体が浮いた状態になっていると1歩目もつま先着地になりますが、通常のローインパクト系のステップに続いてVステップに入ったなら2歩目も私はかかと着地のほうが自然です。 フィットネスさんは競技系のようにつま先ポイントを意識しすぎなのかもと思っています。足を前に踏み出すときはしっかり足首をフレックスにしてかかとから着地するのが自然ではないですか?そのほうがすねの筋肉のエクササイズにもなるので、高齢者の転倒予防につながるのではないかと思います。」

 

 

右足からのVステップ、手は斜め上方に伸ばして
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立ったスタートの状態。通常、イラストにあるように最初から胸の前で腕を交差して立つことはないが、Vステップを連続して行う場合では足を前にステップする前はこの状態になる。
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【1カウント目】スタートの状態から右足を斜め前にかかとから踏み込む。重心を落として膝を少し曲げる。
同時に、右手を斜め上方に伸ばす。肘を伸ばし、耳の横くらいまで持ってこれるときれいに見える。
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【2カウント目】右に続いて、左足を斜め前に踏み込み、左手を斜め上に伸ばす。
2歩目の左足はかなり意識的に前に出していかないと右足同じラインにそろえることはできない。多くの場合は、右足よりも後ろになってしまっている。
(インストラクターはよく「かかとから踏んで」と言っています。個人的な感想ですが、1歩目は普通にステップをしていればかかとから踏みこむことが自然なのですが、2歩目は、かかとからフロアにつけるのどうも不自然な感じがしてならないのです。事実、自分のVステップの2歩目のフロアへの踏み込みはつま先が先になっています。やろうと思えばできないことはないと思うのですが…。
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【3カウント目】右手、右足を元の位置に戻す。
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【4カウント目】左手、左足を元の位置に戻すとスタートの状態になる。
初級のクラスでは同じ側を繰り返し行った後、反対側に移ることが多いと思われる。