日記 - 7月

 

7月22日(火) 「固定観念を打破せよ!(その2)」

 

 骨壺の埋葬はできても、「さすがに墓石への彫刻は無理だよな〜」と思ってしまう。どう考えても素人ができる作業ではない。一応、ネットで「墓石、自分で彫刻」のワードで検索をかけてみた。すると、ある家族が、故人の名前ではないが、墓石の表面にガラスなどに模様をつけるルーターで絵(仏様だったかな〜)を彫っている作業を紹介しているサイトがあった。世の中には強者がいるものである。

 さすがにルーターでは、プロが彫るように深くきれいな文字は彫れないだろうが、素人でも、とりあえず誰が埋葬されているのか分かる必要最低限な文字は彫れるはずだ。(実際にやってみたことはないので自信はないが…)

 または、かなり一般常識からは外れはするが、直接、墓石に彫刻するのではなく、金属板のようなものに彫刻してもらってそれを貼り付けることもできるはずだ。そうすれば現地での作業はかなり簡素化ができる。

 究極、ぶっちゃけ「彫刻は必要なのか?!」となったりもする。もちろん、「故人の名前は必ず墓石に刻まなければならない」などという法律があるわけではないだろうが、常識的にはほとんどの場合行われているわけだ。でも、お墓参りする人は、当然、誰が埋葬されているかは分かっているわけだから、なくてもそれほど困ることもあるまい。強いて言うと、亡くなった日付くらいは「もう亡くなってから〜年になるんだ」と多少は役に立つかもしれない。

 さて、今回は墓石への彫刻も埋葬も石屋さんのお世話になったが、次回は、今まで書いてきたことも選択肢となる可能性は十分にある。まあ、自分の番だったら私が口出しすることではないが…。