フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2015年 - 12月

 

12月11日(金) 「靴・再生計画(その4)」

 

その2:「もう1本糸を用いてみる」

 さて、針金の次に考えてみたのが、もう1本糸(thread/string)を用いることである。どういうことかと言うと、私の稚拙な文章で説明になるかどうかわからないのだが、説明の前にもう一度現在の状況(situation/conditions)を確認しよう。

 只今の状況は、つま先の部分に靴の外側から針を刺して貫通し(pierce)、内側から外側に針を貫通させられないで苦労している。

 そこで、次に針を通す穴に、別の針と糸を用意して最初のものと同じように靴の外側から靴の中に針を貫通させてみた。つまり、靴の中には2本の針があることになる。その2本の針からそれぞれの糸を外し、先を結んで1本の糸にするわけである。そして、靴の外から2本目の糸を引き抜けば、先に結ばれた1本目の糸は靴の外に出てくることになる。

 「我ながら賢いな〜」などと思いながら引き抜こうとしたのだが、結び目が前もって開けた穴の入り口で引っかかってしまい、これが、けっこう力を入れて抜こうとしたのだがなかなか抜けないのである。まあ、「うりゃ〜!」と思いっきり体重をかければ引き抜くことはできたかもしれないが、とてもそういう気にはなれなかった。仮に引き抜けたとしても、「これは大変な作業になりそうだな〜」と思ってしまったからである。

 さて、困った!そして、「そもそも他に履く靴はたくさんあるし、高価な靴であれば別だが、1,000円したかどうかもわからない靴にこんなに労力を費やす必要はあるのだろうか?!」と、決して考えてはいけないことが頭をよぎってしまったわけだ。