フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2015年 - 12月

 

12月31日(木) 「 いったい何やってんだか… 」

 

 私がホームにしているフィットネスクラブは、今年は年末年始の休館日(12/30〜1/3)以外にメンテナンスによる特別休館日があり、それが今週の月曜日から水曜日までであった。つまり、両方合わせると12月28日(月)から1月3日(日)まで8日間の休館となる。

 さすがに「年末年始くらい少しゆっくりと身体を休めるか!」とは思っても8日間となると長すぎて、普段の「勢い」みたいなものがなくなってしまうのが怖い。よって、メンテナンス休館日の3日間は他の店舗で少し汗を流す予定でいた

 さて、月曜日のこと。他の店舗(ホーム以外で最も近いところ)で一番最後のスタジオレッスンにベリーダンスのクラスがあったので「その前に1時間くらい筋トレを行うか!」と家を出た。自転車で行けない距離ではないのだが(実際に何回か自転車で行ったことがある)、途中で歩道がけっこう狭くなるため、道交法的にはおそらく車道を走らなければならないと思うのだが、車道には自転車の専用レーンなどはなく、車道自体も自転車が安全に走れる道幅があるわけではないので、後ろから自動車が来ると怖くて仕方がない状況。従って、ここ数年はその店舗に年に2、3回行く程度なのだが、行くときは駅のそばの駐輪場に自転車を停めて電車を利用している。(1駅なので乗車時間はほんの数分、駅からも歩いて1分といったところなのでそれほど苦ではない)

 筋トレエリアでベンチを行っていた時のことである。最近ありがちな「そんなに頑張らないでいいや」という感じで適当に行って、ウエイトであるプレートを外して片付け始めたのだが、最後のバーに残っている15`の片側のプレートを外して、もう一方の側の同じ15`のプレートをバーから外そうと両手で自分の方に引き寄せていたとき、右足の指先に激痛(acute pain)が走った。「いてっ!」と思わず叫んでしまったが、全く状況が理解できなかった。

 もちろん、15`のプレートはしっかりと両手で握っているので落としようがない。そして、ゴロゴロと何かが転がる音がしたのでフロアに目をやると、小さなプレートが転がって離れていっている。それを見てやっと状況が把握できた(grasp)。外そうとしていた15`のプレートの手前に5`のプレートがバーに差し込んであって、それを外さずに15`を外そうとしたので、5`のプレートが足の指の上に落ちて転がっていったのである。

 私は、転がって数メートル先に行ってしまったプレートを拾おうと15`のプレートはそのままバーから外さずにしてまだ転がりつつあるプレートを追ったが、すでに痛みで軽くびっこを引いているような状態であった。

 その後は腹筋などをしてみたが、痛みがだんだんと増してきてとても気持ちが入らなかった。裸足になって確認してみると右足の小指が赤くなっている。こうなると、痛みもあってほとんど「やる気モード」ゼロ状態。痛めたところをこのまま放置しておくわけにもいかなかったので、スタッフに言ってアイシングの道具を借りた次第である。

 アイシング中、「ベリーダンスはそれほど大きな動きもないし、痛めた小指はなるべくフロアに着けないようにすれば大丈夫かな〜?」とちょっと迷わないでもなかったが、結局はアイシングが終わると帰路についた。

 ただ、帰りは痛みもさらに増し、完全に右足を引きずるような歩き方になりしんどい思いをした。そして、翌日は痛みのため家の中での移動も苦労する状態になったので、とてもフィットネスに行く気にはなれなかった。また、翌々日は、痛みはマックスの時の60%ほどになり上半身だけならやれないこともなかったが、「行く」という行為自体がおっくうだったので「どうしようかな〜」と迷うこともなかった。まったく、1年の最後を締めくくらなければならないときに「いったい何やってんだか…」と言う感じである。