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日記 -2015年- 3月

 

3月7日(土) 「ふと、父親に似ていると思うことがある(その5)」

 

 さて、最大の気がかりが、父親が死んだ原因となったものだ。

■ 前立腺ガン ■

 父親は前立腺肥大の手術を2回も行っている。私は「なんか入院していたな…」くらいで、それが前立腺肥大の手術だったという認識はなかったのだが、母親が先生から「前立腺肥大で手術を2回するのは珍しいのですよ」と言われたそうだ。

 そこで、ちょっと「前立腺肥大の人は前立腺ガンになりやすいのだろうか?」と思い調べてみた。以下は「武田薬品工業株式会社」のサイトからの抜粋となる。

 答えは「なりません」とのことである。両者は「発生」の機序が全く異なるようだ。ここまで言い切ってくれると、少し不安に思っている私には助かる。

 

 「50歳以上の剖検(死亡時の解剖)では3割、80歳以上であれば6から8割に小さな前立腺がんが見つかるといわれています

 「6割から8割」という数字には驚いた。80歳以上になると前立腺がんを患わない人の方が少ないということになる。

 

 「血縁者に前立腺がんの患者さんがいると、危険率は高くなります。

 「やっぱりそうか!」という感じである。そして、「前立腺がんは遺伝しますか?」という質問に対しての回答が以下となる。

 「米国での調査によると、父親、あるいは兄弟に前立腺がんの人が一人でもいる男性は前立腺になる危険性が2倍、二人いれば5倍になるという報告があります

 これって、「私の場合、もし80歳以上生きているようであれば、ほぼ間違いなく前立腺の細胞は少なからずガン化する」ということを意味するような気がする。あとは、それが発症するかどうかの問題である。

 去年のことだったろうか、米国の女優であるアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)が、母親が乳がんで死亡し(享年56歳?)、その遺伝を心配して予防のための乳房切除手術をして話題となった。「いっそのことオレも!」と思わないでもないが、前立腺の働き自体がよく分かっていない私である。