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日記 -2015年- 5月

 

5月10日(日) 「差別をするな!(完)」

 

 「猿のどこがいけないのだ?」と考えたときに、まあ、全く心当たりがないわけではない。ときどき人間に悪さをすることが問題になっている。よく耳にするのが、農作物を荒らすことである。農業に従事しているものからすれば、「せっかく汗水垂らして育てた野菜を盗みやがって!」となる。

 そして、ときどきテレビのニュースなどで取り上げられるのが、観光地の土産物屋での盗っ人行為である。土産物屋だけでなく、人が手にしている食べ物を奪っていくケースもあるし、ひどいものは車の中まで入り込んできて物色するものもいるくらいである。

 このように、「一般的には」という言い方が正しいかどうかは分からないが、サルに対してマイナスイメージを持っている日本人が多いのかもしれない。そういえば、どこかの国のサッカーの代表選手が猿の真似をして日本人をバカにしてい映像を見たことがあるな〜。まあ、いいかっ…。

 よって、今回、抗議の電話をかけたの人たちは、農業に従事している人、または観光地の土産物屋で猿の被害を頭を悩ませている人がほとんどだと私は見ている。まあ、中には「日光の華厳の滝の土産物屋のベンチに座り、手にした2玉ほど残っているみたらし団子を奪われた経験がある!」などという人もいる可能性もある。また、可能性はかなり低いと思われるが、日本人ではない可能性も否定はできない。

 ただ、場所によっては、猿が、今回の猿園?のように貴重な観光資源になっているのも事実である。よって「プラマエ・ゼロくらいにいかないのだろうか?」と思わないでもないが、なかなかそういうのも難しいのかもしれない。ただ、「犬やネコばかり可愛がって。差別するな!」という彼らの声が聞こえてくるような気がしないでもない。