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日記 -2015年- 5月

 

5月25日(月) 「「失敗した〜!」と思ったが…(その2)」

 

 さすがにおバカな私でも、ダウンベストをもみ洗いしようとは思わない。これはもう「漬け洗い」以外のなにものでもないわけである。もちろん、洗濯機は使用できないので、「風呂場を使うか!」となり、ダウンと洗剤を持って風呂場に向かった次第だ。

 あいにく風呂桶の中には前日の残り湯が並々と残っていて、もったいなくてそのほとんどを捨ててダウンベストを漬ける気にはなれなかった。かと言って、ダウンベストを漬け洗いできるような大きさのタライみたいな容器は家にはない。「さて、どうするか…?」と一瞬悩んだが、ちょっとひらめいたわけである。

 父親が介護状態のころ私が風呂に入れていたわけだが、多少なりとも身体が動かせるときは湯船に浸からせていた。しかし、背骨に転移した前立腺ガンの痛みも増してきて、ちょっとした動作でも辛くなってくると風呂桶に入ることもなかなか難しくなった。シャワーだけでもよかったのだが、冬場など気温の低い時はなかなかシャワーだけでは身体を温めることができない。そこで防水加工されたブルーシートを利用したのである。

 シートを風呂場に敷き、四隅を、風呂場の壁とバケツなどを使って少し持ち上げた。そこにお湯を入れるのである。もちろん、深さにすれば10pあるかないかほどだが、人がそこに寝転がれば当然のことながら湯面は上がる。それでも身体を全てお湯の中に浸けるのは無理だったので、全身をほぼすっぽり覆うような大きめのバスタオルをかけて、そこにシャワーを使ってお湯をかけてあげるた。10分もそうしているとかなり身体を温めることができたわけだ。