フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2016年 - 9月

 

9月29日(木) 「 切に願うばかりである(その1)」

 

 ちょっと前に「組体操による事故多発」なるタイトルの記事をネットなどでときどき目にすることがあり「そうか、今でも組体操なんてやっているんだ…」と思った次第である。「オレの時はどうだっただろう?」と思い出してみようとすると、何十年も前のことなのでかなりぼんやりとなのだが昔の記憶が少し蘇ってきた。

 2人で組んでもう一人を膝の上に乗せたり(ネットで調べてみると、どうも「サボテン」という技のようだ)、5人くらいで扇形(sector)を作ったりした記憶はあるのだが、骨折などの事故の原因となるピラミッド(pyramid)を組んだかどうかは定かでない。まあ、それほど昔はうるさくなかったのでおそらく行っていたのだろう。

 もちろん昔だって事故はあったのだろうけど現在ほどは騒がれなかったような気がする。「なぜだろう?」と考えたときに、これは私の勝手な想像以外の何ものでもないのだが、まず、現在の子供たちの「体力の低下」は少なからず影響しているはずである。昔よりも事故の件数は増えている可能性は十分に考えられるし、同じように事故を起こしても怪我の程度が重症化(severe)しているのだろう。

 また、同じように事故を起こしても、昔であれば保護者が自分の子供に「あなたがしっかりしていないからいけないんでしょ!」とでもいったところを、現在では「こんな危ないことをさせて一体何を考えているんですか?」というような風潮に変わってきているのかもしれない、と勝手に思っているわけである。