プロフィール

トッピクス - 旅に出よう - 海外(その3)

 

 

 

・ジープニー
・ビーチ

 

 

■ ジープニー ■

 ルソン島以外の島での陸路の移動は、ジープニーがメインとなる。ジープニーとは「乗合タクシー」のことで、アメリカ軍払い下げのジープを改造して製作されたのが始まりとなる。しかし、現在は、2〜4tトラックを改造しているようだ。

 陽気な国民性のためか、自分のジープニーを派手に飾り立てるドライバーは多い。そのほとんどはペイントによるもので、日本の一時期はやった「トラック野郎」のように、電飾を使って飾り立てるジープニーはほとんどなかったように記憶している。でも、そう言えば、今でも電飾を使って飾り立てているトラック野郎っているのだろうか…?。

 さて、典型的な大きさのジープニーで16人くらいが定員となり、向かい合って長い座席に座ることになる。大きな荷物は屋根の上に乗せ、手荷物だけ車内に持ち込む。もちろん、現金やパスポートなどの貴重品は肌身離さず持ち歩かなければならないが、カメラなど、多少荷物になるものも手荷物の中に含めなければならない。

 それは、荷物を屋根の上に乗せているうちに、中のものが抜き取られてしまうことがあるからだ。その辺のところも「地球の歩き方」に記載されている。西洋人の中には、金属製のネットをかけてから屋根の上に乗せる用心深い人もいるくらいである。

 ジープニーは、もちろん、決して乗り心地のよいものではない。10分や20分くらいなら問題ないが、何時間も乗っていなければならない場合は、けっこう疲れる。街中の道は舗装されているが、町を出ると舗装されていない道も多い。雨が降って道がぬかっている場合は、場合によっては、乗客が、一旦降りなければならない場合もあったりする。

 

■ ビーチ ■

 ビーチに宿泊する場合は、なるべくバンガロー式の宿にした。その方がビーチ気分を味わうことができたし、金額は覚えていないが、それほど高かったようにはなかった気がする。

 バンガローとコテージの違いはよく分からないのだが、「コテージ」と呼ぶには貧弱すぎた。一応、トイレとシャワーは付いていたが、部屋の大きさはだいたい4畳半くらいであった。恐らく、壁は竹を編んで作ってあったので、ところどころ隙間があった。当然、セキュリティー上もかなりの問題があったが…。

 

 

備考