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トッピクス - 旅に出よう - 海外(その3)

 

 

 

 

 

■ 食 事 ■

 インドを訪れてからもう24年近く経つので、経済成長著しい現在のインドではかなり違う状況になっているとは思うが、当時は、インドでの食事と言ったら、これはもう「カレー」なのである。私も毎日のように食べていた。とてもスパイシーで美味しく、チキンやフィッシュカレーを好んでよく食べたものである。でも、いくら美味しくても、やはり毎日ではどうしても飽きてくる。

 その点では、バンコクとは食事情がかなり異なる。バンコクでは、日本料理、中華料理、またはファーストフードなど、日本にいたときと同じように口にできる。しかし、インドでは、首都のニューデリーでさえもそうはいかない。「たまにはちょっと違うものを」と思い、屋台などで揚げたものを買っても、中身はカレー味だったりしてしまう。

 高級な日本料理店であれば、ニューデリーあたりであれば探せばないこともないのだろうが、バンコクに帰れば安く口にすることができるので、とてもその気にはなれなかった。そんな中、安いベトナム料理店があるという情報を得たので行ってみた。

 まあ、日本でも、上げた春巻きくらいは時折食べることはあるが、それ以外のベトナム料理というのは想像がつかなかった。店内で他のお客さんが食べているものを見ると、野菜炒めや麺類を食べている人もいて、少し中華料理に近いような感じがした。おそらく、「野菜炒め+ご飯+スープ」あたりを食べたようなほのかな記憶が残っている。インドを旅行をしていて、「もう少し食事にバリエーションがあるとな〜」と思った次第である。

 

■ 料金交渉 ■

 宿に泊まったり、食堂で食事をするときはほとんど料金を交渉する必要はない。多くの場合は金額が表示されているからである。屋台あたりで何か食べ物を買う時もほとんど定価だが、タイあたりでも観光地のビーチの屋台では、外国人の場合は平気で現地の2倍の金額を言われることがあるので注意しなければならない。

 また、インドでもタイでも、お土産を買うときはその金額を表示しているケースは非常に稀なので値段交渉が必要になってくる。向こうが言う値段をそのまま支払ったのではバカを見ることになる。最初に言われた値段の半分、場合によっては1/3になることもある。

 乗り物に関してだが、タクシーの場合は、どこの国でもメーターが付いていればそのメーターに表示された金額を払うことになる。しかし、インドでのリキシャやタイでのトゥクトゥクにはメーターが付いていないので、乗る前に料金の方は曖昧にすると後でトラブルのもととなる。

 しかし、インドあたりは、もちろんそんなには多くないのだが、公共のバスに乗り込んで料金を尋ねると、「そんなに高いわけはないだろ!」という金額を平気で言うドライバーもいる。そういうときは下車をして別のバスに乗ることになる。まあ、これもインドを旅する魅力なのだろうか…。

 

 さて、バラナシからニューデリーに戻った私は、おそらくニューデリーで1泊してバンコクに戻っているはずである。

 

備考