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トッピクス - 旅に出よう - 海外(その3)

 

 

 

 

 

■ クアラルンプールへ ■

 再びバンコクへ戻った私は、チャイナタウンの泊まり慣れた宿にチェックインをし、マレー半島を南下する計画を立てた。そして、陸路でシンガポールまで移動し、シンガポールからは飛行機でバンコクに戻るという大雑把な計画を立て、とりあえずマレーシアの首都であるクアラルンプールに向かった。

 またまた記憶に曖昧な部分が出てきた。はっきりしていることは、バンコクからは寝台列車を利用したことである。「バンコクからどれくらいかかったのだろう?」とネットで調べてみると、どうもバンコクから乗り換えなしにクアラルンプールまで下る列車はないようである。まあ、22年近く前のことなので、現在とは違って当時はそういう列車があった可能性も否定はできない。その辺に関しては触れないで書き進めてしまうつもりでいた。

 そして、インド以降のアルバムに収められている写真は極端に少なく、マレーシアでほんの4、5枚、シンガポールにいたっては1枚しかない。また、マレーシアで撮った数枚のうち、1枚以外は「これ、どこで撮ったのだろう?」というものである。クアラルンプールしか訪れている記憶がない私にとってみれば、「まあ、クアラルンプールのどこかで撮ったのであろう…」ということで済ませてしまってもよかったのだが、場所が特定できるに越したことはなかったので、またまた「知恵袋」のお世話になった次第である。

 すると、質問をして1時間もしないうちに回答が付いた。「どれどれ」と見てみると、「これはクアラルンプールではなくペナン島です」という回答だったのである。もちろん、念のために画像検索を掛けて確認し、正しい回答かどうかは必ず確かめる。よって、クアラルンプールの前にペナン島に寄っていることが判明した。

 そうなってくると少しずつ曖昧な部分が明らかになってきた。つまり、まず寝台列車でバターワース(マレーシア)まで移動している。そして、ペナン島に渡って観光をしているので、おそらくペナン島で宿泊しているに違いない。

 その寝台列車だが、1等と2等があり、もちろん安い方を選んでいる。中央の通路を挟んで1人掛けの向かい合う形のシートになっていて、夜になると、そのシートは下段のベッドになり、その上に新たに上段のベットが作られ、各ベッドにはカーテンがつく

 また、バタワースからクアラルンプールまでの移動だが、これはバスと列車の2通りがあるが、どちらを利用したかは全く思い出せない。

 

 

■ 観 光 ■

 ペナン島での観光は写真が数枚残っていて、前述したように「知恵袋」で確かめているので、だいたいどの辺を訪れているのかは分かる。しかし、その記憶にはほとんど残っていない。また、クアラルンプールでは「確か洞窟のようなところに行ったような気がするのだが…」と、おぼろげながらにも記憶があり、調べてみると「バトゥ洞窟」というところのようである。

 画像検索などを利用すれば、洞窟のいろいろな写真を見ることができるが、私が訪れたときは洞窟に通じる階段の一番下に建立されている黄金の像などはなかった。 

 それにしても、クアラルンプールでは「このバトゥ洞窟しか行かなかったのであろうか?」と、首をかしげたくなってしまう。いつもの癖が出て、また当てもなく街中をブラブラしてしまっただけなのであろうか…。

 

 

備考