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解剖学 - 筋系 - 単一筋肉解説

 

大内転筋 (だいないてんきん、英:adductor magnus muscle)

 

概 要

・下肢の大腿にある筋は、表の伸筋群、裏の屈筋群、そして内側の内転筋群と分かれるが、大内転筋はその名が示すように内転筋群の一つである。

・内転筋群のうち最も大きな筋肉で、坐骨から扇状に広がり大腿骨へと向かっている。

・大内転筋は2つの筋腹によって構成されるが、その間には大腿静脈大腿動脈が通る内転筋腱裂孔があり、大内転筋の停止腱は存在しない。⇒ イラスト解説

・「骨格筋の形と触察法」では以下のような説明文が見受けられる。

「大内転筋は、前方から長内転筋薄筋が、後方から半膜様筋が覆うため、皮下にはその一部しか観察できないが、前方と後方の筋腹を取り除くと太さ約6pの筋腹が現れる。」

下肢の筋の全体の分類図

起 始
停 止

大腿骨の粗線の内側唇小転子から内側上顆まで。

イラスト
作 用

股関節(大腿部)を内転させる。

プロメテウス解剖学アトラス 」では以下のような説明になっている。

・股関節における内転、外旋、伸展(腱性の付着部によって股関節の内旋)

・前頭面と矢状面での骨盤の安定

神経支配
閉鎖神経(L3, L4) ※またしばしば脛骨神経
血管支配
大腿深動脈(11番)の貫通枝  ・閉鎖動脈 (21番)
筋連結
外側広筋  ・内側広筋  ・中間広筋  ・長内転筋  ・薄筋  ・短内転筋   ・小内転筋  ・大腿方形筋 ・大腿二頭筋(短頭) ・半腱様筋  ・半膜様筋  ・腓腹筋
触 察
長内転筋及び薄筋が前部より、半膜様筋が後部より覆うため、皮下においてはその一部しか直接触診することができない。
強 化
【ボディウエイト】 ヒップアダクション  【チューブ】 ヒップアダクション  【ボール】 ニープレス  【マシーン】 アダクター  【バーベル】 ワイドスクワット
ストレッチ

 

その他のYouTubeへの投稿動画(フロアに立って)

その他のYouTubeへの投稿動画(フロアに肩膝をついて)

その他のYouTubeへの投稿動画(フロアに座って開脚をして)

他の参考

となるHP

・解剖学的写真を掲載しているサイト

@大腿部付け根(「adductor longus」が大内転筋)

A全体が映っている。

B股関節の部分の横断面(下から2行目の「Adductor magnus」をクリックすると⇒で表示)

C大腿部の横断面(上から4行目の「Adductor magnus」をクリックすると⇒で表示)

・YouTubeへの投稿動画

@本物の人体を用いた解剖学的動画(32秒目)

 

A模型を使って解説(英語、26秒目)

備 考