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解剖学

 

 

 

 
 ・概 要
 ・構 成
 ・連 絡
 ・構 造 粘 膜筋 層蓋 膜
 ・脈 管 / 神 経 
 ・関連語句
 ・参考サイト

 

 

 咽頭は空気や食物の通り道となっていて、呼吸器系消化器系の両方に属している。

 

 呼吸器系の場合、気道の一つになる。

 

 以下、引用文はすべて「日本人体解剖学 (下巻) 」からのものとなる。

「上端は後頭骨底部の下面に達し、下端は第6〜第7頸椎の高さで食道に移行する。その長さは約12pで、上方は広く、下方は狭い円錐形を呈する」

「上方は広く、下方は狭い円錐形を呈する。咽頭は、下方に行くにつれて次第に管状となり、前・後壁は接近し、喉頭の高さでは食道に食塊が通過するときを除いては列隙状である。 」 

「咽頭内面は粘膜に覆われるが、鼻部の粘膜は多列線毛円柱上皮、口部と喉頭部の粘膜は重層扁平上皮である。」

 

 咽頭は以下の3つの部にわけることができる。

1
咽頭鼻部(=上咽頭)

 nasal part of pharynx

( epipharynx, nasopharynx )

2
咽頭口部(=中咽頭)

oral part of pharynx

(oropharynx, mesopharynx? )

3
咽頭喉頭部(=下咽頭)

laryngeal part of pharynx

( hypopharynx )

 

 咽頭は「口/孔」で以下のものに連絡をしている。

 

 ・鼻腔:後鼻孔(対性)で鼻腔と連絡している。  

 ・口腔:口峡で口腔と連絡している。  

 ・喉頭:喉頭口で喉頭と連絡している。 

 ・食道:食道口で食道と連絡している。

 ・中耳:耳管咽頭口(対性)で耳管を通じて中耳(鼓室)と連絡する。

 

■ 粘 膜 ■

 淡紅色を呈する。

1
咽頭鼻部の前部
多列線毛円柱上皮からなる
呼吸器系の性状
2
咽頭鼻部の後壁、咽頭口部、および咽頭咽頭部
重層扁平上皮からなる
消化器系の性状

「粘膜固有層は、線毛上皮の存在する部では乳頭を欠き、重層扁平上皮の部では乳頭を生じる。」

咽頭円蓋では、リンパ小節がたくさん集まって咽頭扁桃をつくる。」

「咽頭腺は、主として粘液性の小さな混合腺である。すなわち、咽頭円蓋部では混合性、下部に進むにつれて粘液性となり、咽頭口付近に至ると再び混合性となる。」

「粘膜筋板は咽頭粘膜では、まだみられない。」

「粘膜下組織は、頭蓋底の近くの筋層を欠く部では強靭な線維膜からなる。」

 

■ 筋 層 ■

 咽頭の筋層 (横紋筋) は以下の2群よりなる。

  

 ・「筋を欠く最上部には咽頭頭底板がある。」(日本人体解剖学 (下巻)

1

咽頭収縮筋群(輪走筋)

constrictors of pharynx

1
上咽頭収縮筋 ( superior constrictor )
2
中咽頭収縮筋 ( middle constrictor )
3
下咽頭収縮筋 ( inferior constrictor )
2

咽頭挙筋群(縦走筋)

levaors of pharynx

1
口蓋咽頭筋 ( palatopharyngeus )
2
耳管咽頭筋 ( salpingopharyngeus )
3
茎突咽頭筋 ( stylopharygeus )
 
 

 ⇒ 咽頭の筋のイラストを掲載しているサイトT

 ⇒ 咽頭の筋のイラストを掲載しているサイトU

 ⇒ 咽頭の筋のイラストを掲載しているサイトV

 

■ 外 膜 ■

 弾性繊維に富む疎性結合組織からなる。

 

 咽頭と関係する脈管や神経は以下になる。

1
動 脈
上行咽頭動脈(外頸動脈から出る)および近くの動脈の枝
2
静 脈
咽頭静脈叢(内頚静脈に注ぐ)
3
リンパ管

上部:頬リンパ節および咽頭後リンパ節に注ぐ。

下部:深頚リンパ節に注ぐ注ぐ。

4
神 経

咽頭収縮筋:迷走・舌咽および交感神経の咽頭枝からなる咽頭神経叢の枝

 咽頭挙筋:舌咽神経

 

【 関連語句 】

 

 

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