洗濯機の上に大きなバケツが2つほど置いてある。それぞれ大きさが違うが、小さい方でも、いわゆる灯油を入れるポリタンクの容量は優に超えるくらいである。メインの使用法としては、洗濯したものを入れ干すところまで運ぶのに使用しているのだが、ときどきは洗濯機を使用できない帽子や靴を洗うのに用いたりもしている。
ポリプロピレンだとは想像はついたが、一応、底の裏を「どれどれ…」と確認してみた。すると少し消えかかってはいるが何やら黒いマジックで文字が書いてあるではないか。「ん…?」と見てみると、「29 Jan 1984 560」と書いてあるのが分かった。つまり、この毎日のように使用しているバケツは、「1984年1月29日に560円で購入」したものであった。
■「30年近く使っている」ことにちょこっと感動した!■
いや〜、よくも30年近くも使っていたものである。しかも、560円で購入したものだ。この分だと、あと20年くらいは使えそうだ。
■「30年も前から購入したものに日付や値段を書いている」ことにちょこっと感動した!■
日記で何回か書いているのだが、なるべく購入したものには、購入した日付と金額を書くようにしている。まあ、忘れてしまうこともしばしばなのだが…。30年も前からやっていたとは…。
■「30年間マジックが消えていない」とこにちょこっと感動した!■
すこし消えかかってはいるが、十分に30年前に書いたものが読める状態である。油性の黒いマジックで書いているのだが、毎日のように使っているので「よく消えないで残っていたな!」という驚きは隠せない。ものによっては2、3ヶ所に書くこともあるのだが、このバケツも、「1ヶ所が消えても大丈夫なように…」と、2ヶ所に書いてあった。
いや〜、購入したものに日付と金額を書くことの面白さを再発見したわけである。さて、これからも書きまくるか!