日記 - 1月

 

1月23日(木) 「これも一種の筋トレだ!(完)」

 

 そう、キシリトールが入っているからと言って、その含有率が90%以上ないと「虫歯予防」の効果は期待できないのだ。「畜生、だましやがったな!」とも思ったが、別にガムの容器に虫歯予防効果のうたい文句などはないので、私が勝手に思い違いをしていただけなのである。「もっと消費者は賢くならなければいけないな〜」とも思ったが、「賢い」などという言葉とは無縁の人生を送っているので、こればかりはいかんともしがたい。

 少しそれてしまったので、話をマウスウォッシュの後のガムに戻そう。最初のころは、特にメーカーの宣伝をするつもりはないのだが、ロッテの「キシリトール」を噛んでいた。理由は、前にもふれたが、単純に家にあったからである。また、家に買い置きしておいたものがなくなった後も、しばらくは同じものを購入していた。

 しかし、たまたま先日、スーパーに行ったときに明治の「キシリッシュ」なるものが目に入ってきたので、「たまには別のものを試してみるか」ということで購入してみた次第である。容器も似ているし、ガムの形状もほとんど同じである。味は、もう以前のものは思い出せないのだが、違うには違うのだろうが全く違和感はなかった。

 ただ、決定的に異なるところがあった。それは「噛みごたえ」である。明治の「キシリッシュ」の方がかなり噛みごたえがある。最初のころは、噛んでいるとアゴのあたりが疲れてきて咀嚼筋の筋力不足を実感。よって、「これも一種の筋トレだ!」という感じで毎日のように噛んでいると、4,5日もするとかなり慣れてきた。

 この「噛みごたえ」に関してはかなり個人の「好み」があるはずである。年齢もなかり関係するかもしれない。若い人であれば問題ないだろうが、年齢が上の人は噛む力が弱っているので「疲れる」となってしまう人も多いと思われる。

 「年齢が上の人」の部類に入る私だが、今ではかなり慣れてきたので、噛んでいて「疲れ」を覚えることはほとんどない。しかし、「慣れてきた」と言っても、キシリッシュの場合、クチャクチャやらないとなかなかうまく噛めない。それに対してキシリトールはモグモグ程度でよかった。

 でも、この「クチャクチャ」が、個人的にはなかなか良いような気がしてきている。奥歯の方で噛んでいると、ブラッシングで取れなかった歯垢などを取ってくれているような気がするのである。よって、他人前では絶対にできないが、家では「歯磨き、歯磨き」と思いながらちょっと大げさにクチャクチャやっている今日この頃である。