日記 - 1月

 

1月27日(月) 「同じように愛情を注いだのだが…」

 

 上の左右両方の写真の植物だが、ともに2年前の夏にホームセンターで購入したものである。今は2つの鉢に2本ずつ植わっている。購入した当初は、もちろんすべて同じくらいの大きさであったが、今ではかなり差が出て、大きいグループと小さいグループの2つに分かれてしまった。大きい方のグループは30pほどの高さがあるが、小さい方は10p前後で、購入した時とそれほど違いがないような気がする。

 しかし、同じように愛情を注いだのだが、なぜこのように差が出てしまったのだろう?同じように愛情を注いだつもりでも、一方には「お前たちは何て可愛いんだ!さあ、たくさん栄養を取ってどんどん大きくなりなさい」と、そしてもう一方には「なんでお前たちはそんなに醜いのだ!早く枯れてしまいなさ!」と、知らず知らずのうちにどこかで差別をしてしまったのだろうか?思い当たるふしはないんだが…。

 この写真を見て「これは…の木だ」と言い当てる人がいたらかなりの植物通に違いない。購入した時は、「へ〜、これがそうなんだ。日本でも育つのかな…?」と思い、値段もそれほどしなかったのでダメ元で買った次第である。

 あと何年くらいかかるかは分からないが、もし順調に育ってくれれば手の指の爪くらいの大きさの赤い実をつけてくれるはずである。確かその種は緑色だったように記憶している。それを焙煎しドリップするのだ。「きっと美味しいのだろうな〜」などと想像すると今にもよだれが出てきそうだ。そうすれば「さらばインスタントよ!」となる。でも、その前に温室を作らないといけなさそうだ。