昨日は久し振りに「金曜映画フェスティバル」の日であった。上映は2本となる。
「Transformers: Age of Extinction」
まあ、相変わらずCGなどは素晴らしく「かなりの費用と時間をかけているのだろうな…」という映画である。聞くところによると、CGだけでなく実際の車両を横転させたりして撮影しているシーンも多いようで、戦闘や破壊のシーンなどではその効果が生かされている。
しかし、どんなに戦闘や破壊のシーンなど素晴らしく撮れていても、正直、「飽きてくる」というのが本音である。今回で「トランスフォーマーシリーズ」の4作目となるが、さんざん1作目から3作目で見てきている。
そして、上映時間も165分と長く、結局、3回に分けて見てしまった。2回目を見終わった時、あと30分ほど残っていて「別に見なくてもいいかな〜」とも一瞬思ったが、「あと30分だし見ておくか…」という感じで最後まで見た次第である。
映画の最後は「まだシリーズは続きますよ」みたいな感じで終わっているが、正直、「もう終わりにしてもよいのでは…」という感じになった。ストーリーも前々から用意されていたというよりは、この映画を制作するために無理やりつくられたような感じがしてならない。
つまり、過去の興行成績が良かったので「次も少し稼がせてもらうか!」となったのだと思う。そこで過去の興行成績を調べてみた。以下があるサイトに載っていた数字である。
|
タイトル |
公開年 |
北米での収益 |
北米外 |
全世界 |
1 |
Transformer |
2007 |
約3.2億ドル |
約3.9億ドル |
約7.1億ドル |
2 |
Transformer: Revenge of the Fallen |
2009 |
約億4ドル |
約4.3億ドル |
約8.3億ドル |
3 |
Transformer: Dark of the Moon |
2011 |
約3.5億ドル |
約7.5億ドル |
約11.5億ドル |
4 |
Transformer: Age of Extinction |
2014 |
約2.4億ドル |
約7.9億ドル |
約10.3億ドル |
まだ、最新作は公開中のところもあるみたいで興行収入が確定したわけではないが、参考にしたサイトには「興行成績はかなり失速しているのでほとんど伸びないだろう」というコメントがある。ただ、面白い数字がある、それが中国での興行収入で以下となる。
3,700万j ⇒ 6,500万j ⇒ 1億6,500j ⇒ 3億j
誰が見ても分かるように、ほぼ倍倍の勢いで伸びてきている。それを意識してかどうかはわからないが、今回は香港での撮影シーンが多かった。次回作もほぼ決まっているようで(もしかしたら撮影進行中?)、中国本土での撮影が行われるに違いない。