フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 10月

 

10月16日(木) 「痴呆防止効果・ステップ(完)」

 

 「痴呆」の2つ目の原因としては以下を挙げていた。

 記憶を司る器官である海馬の働きが弱くなっていくと当然のことながら記憶力は低下し「痴呆」となってしまう。まあ、これは海馬だけでなく、私たちの身体にある全ての器官は歳とともにその働きは弱くなっていくのである程度は避けて通ることができない。筋細胞だって年齢とともにその働きは弱くなり筋力は低下していくわけだ。

 ただ、それでいうと「じゃあ、筋トレをすれば筋力の低下は防げるのと同じように鍛えればいいのでは?」と思う人も出てくると思う。答えは「その通り!」である。番組では、海馬を積極的に働かせることによってその働きを向上させて痴呆を抑えることができると言っていた。

 その一例として、ウォーキングをしながら簡単な足し算や引き算をする方法を紹介していたのである。つまり、「体を動かしながら頭を使う」方法である。これが効果的らしい。

 そこで私は思った。「じゃあ、ステップはうってつけなのでは…」と。体を動かしながらいくつかの動作の組み合わせを覚えていかなければならないわけである。少なからず海馬は刺激しているに違いない。しかも、ステップは通常のエアロと違って、前後左右に激しく動くことがないので膝にもそれほど負担がかからない。つまり、ある程度の年齢の人でも楽しめるエクササイズとなっている。日常生活における転倒防止の効果もあるに違いない。

 さて、この1年半、週1回の割合であるが、コンスタントにステップのレッスンを続けている私である。「ちょっとは弱った海馬も活性化しつつあるかな〜」と、ほのかな期待を抱いているのだが…。「最初から働きは弱りっぱなしだったから」という噂もあるので、無理かな…。