フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 10月

 

10月9日(木) 「ちょっと気分転換に…(完)」

 

 80`のベンチプレスを4回終え、最初は「今週は疲れもたまっているようだし、92.5`もちょっと危なさそうだな…。もう1回80`を行ってやめようかな。」と気分はもろネガティブ。しかし、「え〜い、どうせダメなら95`にするか!その方が自分に言い訳ができるだろう!」とウエイトを95`にセットした次第である。

 事実、先月は92.5`は、記憶違いでなければ全て挙げられている。そして、日記でも記したように、95`は1回だけ挑戦して成功している。つまり、疲れているとはいえ、ずっと成功している92.5`で失敗するよりは、「まだまだ安定的には挙げられないだろう」と思っている95`で失敗した方が「やっぱりまだ無理だよな!」と自分に言い訳ができるというわけだ。

 私はベンチの上に仰向けになり、それぞれの手でバーを握ぎってフックから外した。「ダメ元だ!」と感じでバーを胸まで下ろしたのだが、けっこう呆気なく挙がってしまったのである。でも、安心したというよりは、ちょっと「少し胸の上でバウンスをかけてしまったかな〜」という気がしないでもなかった。そこで、「まあ、無理だとは思うが、もう一度、胸の上でバウンスはかけないように注意して行うか!」ということになり、再びベンチの上に仰向けになり、バーを握ってフックから外した。

 バーを勢いをつけずに胸まで下ろし、一瞬だが静止したことを確認して思いっきり力を入れた。するとバーは半分のところまでは持ち挙がったがそこで止まってしまったのである。まあ、今までの経験では、もがいても結局はバーは胸まで落ちてくるのが落ちである。でも、今回は「何とか踏ん張れば持ち上がるのでは…」という気がしたので、ずっと踏ん張り続けた。

 結果としては、いつもの3倍くらいの時間をかけて何とか持ち挙げることができた。おそらく顔なども真っ赤にしていたに違いない。この日は、いつもの半分くらいの回数しか行わなかったが、ちょっとは充実したベンチプレスであった。まあ、こんな日もあるわけだ…。