フィットネスの勧め 語句解説

 

日記 - 11月

 

11月22日(土) 「おいおい、コイツがかよ?(完)」

 

 さて、そのセミナーの内容だが、ネットで見たニュースではほんのわずかしか流していなかったので全体的なことはよく分からないのだが、容易に想像はつきそうだ。「こうすれば女性を落としやすい」とそれぞれの国ごとの女性の特徴を捉えて講義?を行っていたのだろう。まさか、日本の女性だけの「落とし方」を10ヶ国以上で伝授していたわけでもあるまい。そして、誇張や作り話はプラスされただろうが、基本は彼の実体験から来ているのだろう。

 「西洋人であれば日本の女性はだれでも簡単にナンパできる」というのを聞いて、私はあることを思い出した。おそらく、もう20年以上も前のことだと思うが、米国で日本の女性が一時期「イエローキャブ」と呼ばれたことがあった。この場合の「日本の女性」というのは現地在住の女性ではなく観光客のことだったと記憶している。

 「イエローキャブ」というのは、いわゆる現地の「黄色いタクシー」のことである。映画などでもよく出てきて「庶民の足」となっているわけだ。つまり、「日本の女性=イエローキャブ」ということは「日本人の女性は乗りやすい」ということで、その貞操の低さを揶揄した言葉となる。もちろん全ての日本人の女性がそうだったは信じがたいが、「火のない所に煙が立った」とも思えない。一部の観光客にはそのような傾向があったに違いない。

 よって、ナンパセミナーで彼が「西洋人の男性であれば日本人の女性を落とすのは簡単だ」と語ったことも、少なからず彼の実体験によるものなのだろうから、「そんなものは事実無根だ!」と、完全否定するわけにもいくまい。一部の女性にはそのような傾向があるのも事実なのかもしれない。

 まあ、過去には日本人の男性も問題になったことがある。会社の慰安旅行で中国に行き、集団でハレンチな行動をしたことがニュースなどでも取り上げられたことがある。「おいおい、社員旅行でそんなことするか!」と驚いてしまった。全く恥ずかしい限りである。

 今回の「ナンパセミナー」のことを知って私は改めて思った。いつでも、どこでも、そしていくつになっても「節操」を持って行動したいものである。注意しよっと…。