我々が住むこの地球が誕生したのは今から46億年ほど前と言われている。太陽系の惑星や隕石などが衝突して地球のコアが形成され、さらに多くの惑星や隕石が衝突しだんだんと成長していったわけだ。もちろん誕生した当時の原始の地球の姿は現在のものとはかけ離れている。それはマグマの塊で、赤々と燃え上がり、地表のものはマグマオーシャンなどとも呼ばれあっちこっちでガスを噴き出していた。

　惑星や隕石の衝突が落ち着きだすと放出されたガスは次第に地球の周りに留まるようになった。やがて層を形成し地球全体を包み込むようになり、現在の大気の層の元が形成された。そして、放出されたガスの中に含まれる水蒸気が冷やされると、だんだんと冷やされた地表に溜まり、現在の海の原型ができたと考えられている。

　そして、そんな原始の地球から6億年の月日が過ぎたころ、海の中で「生命」が誕生したと考えられている。もちろん、誕生したての生命は過酷な環境の中でも耐えられるような原始的な単細胞生物であった。今回打ち上げられた「はやぶさ2」のミッションは、その生命誕生の元となるような有機物を小惑星から持ち帰ることにあるようである。

■最近、ベンチプレスがかなり停滞している。いや、「停滞」というよりは「衰退」といった方が良いかもしれない。ここ何回かは95�`を持ち上げようなどと言う気にもなれない。もう限界なのだろうか？