寝袋にしてもダウンジャケットにしてもそうなのだが、どうしても体重がかかるところは断熱材が薄くなってしまう。ダウンジャケットであれば肘や背中の部分、そして寝袋であれば足の部分である。お尻なども、デスクワークで使用しているのであれば、当然、体重がかかりっぱなしになっているので断熱としては用をなしていないのだが、よっぽろ冷たいものの上に座っていない限りは気になることはない。
室温が10°を切ってくると、登山用のハイソックスだけでは足は「温かい」とは言い難く、8°あたりになるとプラスして防寒対策が必要となる。まあ、ずっと以前に購入したダウンのソックスを履けばバッチリなのだが、それではあまりにも「芸」がないし、それを履きながらトイレにいったりするのは若干の抵抗がある。
そこで、「何かの役に立つのでは?」と取っておいた通販の段ボールなどに入っている緩衝材(空気の入ったビニール袋)を押し入れから引っ張り出し寝袋の足のところに敷き詰めてみた。これが何ともポッカポッカなのである。しかも、タダだし…。
もちろん問題がないわけではない。けっこう頑丈に作られているとは言っても、もともとは段ボールなどに入れる緩衝材なわけなので、少し体重がかかるとけっこう大きな音を立てて破裂してしまう。音自体は寝袋の中なのでたいして気になるものではないのだが、結局、だんだんとその数が少なくなり今ではほとんど残っていない。
■ 昨日はクリスマス前の最後の日曜日とあっていつも受けているボクササイズのレッスンがなかなか華やかであった。インストラクターはわけのワカメな仮装をしているし、レッスンを受けている女性の中には何人かレディーサンタが混じっていた。音楽の方は毎年聞くお決まりのものであったが、個人的には悪くないと思っている。あまり新しいのを聞かされても分からないし…。