さて、今年も残すところ1日となってしまった。昨日がフィットネス最終日で、今日から1月3日までの4日間は休館となる。何年か前は「どこか他のフィットネスクラブでやっているところはないだろうか?」と探して行ったこともあったが、とてもではないがもうそのようなエネルギーは残っていない。
また、そこまでしなくても、一昨年あたりは、元日以外は夜走って近くの公園で自重トレーニングをしたこともあったが、今となってはそれすら行う気力もない。まあ、普段が身体を動かしすぎで疲れがたまり気味なので少しゆっくりと身体を休めようと思う。そうでもしないと、突然「ガタ」がくる可能性もある。もう若くはないのでほどほどにしておかないといけない。この4日間で500gから1sくらいの体重の増加はあるだろうが、禁酒もまだ続いているので極端に増えることもないだろう。
ところで、一昨日は今年最後の月曜日で、例の主に自体重での辛い筋持久力系のスタジオレッスンを受けた。この日は途中からステップ台を用いてトレーニングを行った。まあ、ステップ台を用いても、いわゆる「エアロ」のレッスンではないので、コンビネーションを組んでステップを踏むようなことはない。簡単な動作で有酸素系か、高低差を利用したスクワットなどの筋持久力系の動作になる。
それで、この日は久し振りに「片足スクワット」が出てしまった。立った状態から片足を浮かせて前に伸ばし、そこから腰をフロアの方に落とし再び元の立った状態に戻っていく動作である。もちろん、ステップ台などを用いなくてもできるのだが、ステップ台を用いて行う場合「ステップ台にお尻が着くまで腰を落として!」とインストラクターのげきが飛ぶわけである。前回は、とてもお尻がステップ台に触れるところまでは腰を落とすことなどできず、半分くらいのところで止めていた。それでもかなりきつかったように記憶している。
よって、インストラクターの口から「じゃあ、今日はせっかくステップ台も用意したので片足スクワットをします!」という言葉が発せられたときは「出たー!またあれかよ!勘弁してくれ〜」と思わざるを得なかった。それだけ片足スクワットにはマイナスのイメージを持っている。「じゃあ、ステップ台の前に立って片足を上げて準備してください」と言われたときには溜め息しか出なかったのである。
「お尻を台の上に着けてから上がってきてください」という言葉に対しても、「そんなことできるわけないじゃん」である。「あんまり中年オヤジに無理させると、夜道は細心の注意を払って歩けよ!」と思わないでもなかったが、全ては自分のためである。「仕方がない、今日も半分くらいでいいや…」くらいの気持ちで腰を落とし始めたのだが、何となく「んっ、何か今日は行けそうだ!」と思っちゃったわけである。
試しにそのまま台の上にお尻が着くまで下ろしてみた。そして、多少台の上でバウンスはさせたが元の立った状態に戻ってくることができたのである。「ただのまぐれか?!」と思って2回目もチャレンジしたが同じように成功した。「な〜んだ、やればできるわけないじゃん!」と勢いづき、最後の方は手を大きく振って多少ごまかす部分もでききたが、何とか10回行うことができた。
当然のことながら、もうヘトヘト状態である。台の上に腰を下ろしてゼーゼーやっていると、「じゃああ、2セット目は数を減らして6回ずつ」という言葉を聞いたときには「はっ!?」である。思わず、例の「お前、殺す!」が出てしまったわけだ。まあ、結果的に2回目はやっとの思いで半分できたかどかくらいであった。