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日記 - 12月

 

12月6日(土) 「一発ぶちかましてやろうと思っている!(完)」

 

 私個人としては、家に対するこだわりはそれほど強くないと思っている。まあ、「普通」であれば良いわけである。ごく標準的な家を建てても、現在のものよりは、耐震性、気密性、そして断熱性は格段に向上することは間違いなしだ。

 自分一人だけが住むのであれば、本当は「秘密基地」のような家を建てたい。通りを歩いている人がその歩みを止めて「これ、住宅だよな〜」とか、「どうやって中に入るのだろう?」などと思われるようなものがいい。そして、中に入っても「え〜と、この扉はどうやって開けるのだろう?」などとちょっとした忍者屋敷のようなものがおもしろい。

 まあ、夢想はこれくらいにして現実に戻ろう。まだまだのんびりしているのだが、来年の春くらいまでには工務店を決めなければならないと思っている。そして、引っ越しである。これがまた厄介そうだ。父親が他界してから、彼が収集したガラクタはけっこう処分をしたのだが、まだまだ片付けなければならないものはたくさんある。すこしずつ処分をし、いよいよ引っ越しとなったら大きなものは一気に引き取ってもらうつもりでいる。

 しかし、建築費用もさることながら、電化製品にも相当のお金がかかるはずである。現在、自宅についている2台のエアコンはもう15年以上も前に購入したもので、これをそのまま新築の家に付けるわけにもいくまい。そして、冷蔵庫と洗濯機も購入してから優に10年は経過し、そろそろガタがきているような気がしてならない。つまり、それらの電化製品だけでも100万前後はかかりそうである。

 また、暖房なども「さて、どうしたものか…?」と思っている。自分の部屋であれば、何とか防寒対策グッズで対応できるが、他の人にそれを強いるわけにはいかない。特に、母親の部屋は手間がかからず、安全なものをと考えている。プラスして「エコ」だとさらに良い。候補としては「床暖房とか蓄熱式の暖房器具などはどうだろう?」などとも考えたりしている次第である。

 まあ、いろいろと考えていくときりがないわけだ。しかし、ときどき建て替えのために古い家屋の解体現場を目にしたりするが、いつも「まだまだ使えそうなのにもったいないな〜」と思ってしまう。現在、私の家の台所に設置されているシステムキッチンにしても、もう20年以上も前に設置されたものではある。7、8年ほど前にはガスからIHなどの変更はしているが、まだまだ十分に使える。サッシにしたって、汚れは目立ち気密性はよくないが、「小屋」と呼ばれるような建物くらいにならば十分に役に立つはずである。それを全て重機で原型をとどめないくらいに解体してしまわなければならない。

 考えてみれば本当にもったいないはなしである。「日本の中古車や古着がアフリカあたりで再利用されているように、まだまだ使える部分はなんとかならないだろうか?」などとも思わないでもないが、その場合は人力での解体が必要になってくる。よって、解体の期間を考えると、なかなか難しのが現状なのだろう。

 そういうのもあり、今一つ建て替えに関しては積極的になれないのだが、近々起きると思われる地震や高齢の母親のことなど、もろもろのことを考えると「そろそろかな…」というところではある。「やっぱ、や〜めた!」とはならないと思うのだが…。