父親を投票に連れていった日曜日なのだが、無性にソバが食べたくなってしまった。ただ、ソバ屋に行くほどでもなかったので、スーパーですでに茹でてツユが付いているものを2つ購入した次第である。
一つは、いわゆる「ざるソバ」にあたるもので、麺とツユが透明の容器に入れられている。そして、もう一つは、麺とツユにかき揚げが付いていて、どんぶりを模した保温性がある発泡スチロールの容器に入れられているものだった。
運動から帰宅して8時くらいに食べた夕食は白米で、そこそこ量も食べたので夜中の12時を過ぎても空腹感を覚えることもなく「お腹も空いてこないしソバは明日でいいか、しかもダイエット中だし…」くらいの気持ちでいた。それが1時を過ぎたあたりから少しずつお腹がグーグーなるようになり、「あまりお腹が空いていても眠れないよな〜。やっぱ、食〜べよ!」という気持ちになってきてしまったのである。
「ざるソバ」の方は誰か家族のものが食べたようで半分しか麺が残っていなく、ツユもすべて使ってしまっていたようだった。よって、かき揚げ付きのもの「どれどれ」と手に取った。
さて、このかき揚げ付きのソバだが、保温の効く容器に入っているので、通常は温めて食べるはずである。ただ、よくスーパーやコンビニなどで見かける「鍋焼きうどん」のようにアルミの容器が使われているわけではないので、このまま火にかけるわけにはいかない。よって、おそらく製造メーカーとしては、電子レンジの使用を想定しているのだと思われる。つまり、発泡スチロールの容器に麺を入れその上にかき揚げを乗せる。そして、ツユをまんべんなくかけて電子レンジでチンするわけだ。 まあ、それでもよかったのだが、鍋を用いて煮ることにした。
家にある一番小さな鍋を戸棚から出し、麺を入れ、その上にかき揚げを乗せて付いていたツユを入れたのだが、どう考えてもツユが足りない。よって、お湯を適当に足し、醤油と粉末のダシを少し付け加えた。味見などはしなかったが、まあ、そこそこ食べれる味になっていた。
麺とかき揚げを平らげると空腹感も解消され、ツユが少し残っていたが「ダイエット中だし…」と残すつもりでいたのだが、「そういえば冷蔵庫に麺が残っていたな。中途半端に残しても仕方がないし…」とよからぬ考えが浮かんできた。そうなると実行に移すのみである。冷蔵庫にあった麺を鍋に残っているツユの中にぶち込み、全て胃の中に収めてしまったわけである。
これはもう「誘惑に負けてしまった!」以外の何物でもない。就寝直前に食べるわけだから、ダイエットを考えるともっとも避けたい行為である。もちろん、翌日の体重に影響を与えたのは言うまでもない。
■ 昨日の体重 ■
本来なら300gは落ちてもよいのだが…。