日記 - 3月

 

3月23日(日) 「PM2.5(完)」

 

 ニュースなどで、中国のスモッグにかすむ町の映像を見る機会があるが、通を行きかうほとんどの人はマスクをしている。ただ、花粉の粒子よりもはるかに小さいPM2.5が体内に入ってくるのを防ぐマスクはかなり特殊なもののようで、日本でも数千円するくらい高価なものらしい。

 そして、そこまで細かい粒子を除去するものだと、使用していてある程度の息苦しさを感じるというのを、おそらく1年ほどまでだと思うのだがニュースでやっていたのを記憶している。おそらくPM0.5に対応できるようなマスクなどないだろうし、仮にあったとしてもかなり高価なものになるのは確実だし、「呼吸がまともにできない!」となってしまうのは目に見えている。

 よって、中国では、「PM2.5を99%以上除去する」という日本の高性能な空気清浄機が売れて生産が追い付いていないようだ。現地の価格で、日本円にして6万円くらいはするようなので決して安価なものではないが、「健康はお金に換えられない!」ということで、いわゆる富裕層でない人たちにも買い求めているらしい。

 用いられているフィルターが特殊なようで、ただ「目が細かい」だけではなく、静電気を利用しているとのことだ。つまり、静電気をフィルターに帯電させてPM2.5などの微小粒子物質をフィルターにくっつけて除去してしまう仕組みになっている。小学生のころ、下敷きに静電気を帯びさせ、頭に近づけて髪の毛をくっつけるのと同じ原理である。

 また、一時期、中国の投稿動画サイト(向こうではYouTubeは見れないようである)に、北京かどこかだと思ったが、空気清浄機を背負いながら市場で買い物をしている女性の動画が投稿されて話題になったようで、日本のニュース番組でも何回か見ている。もちろん特殊な事例だとは思うが、「携帯用の空気清浄機が販売されれば大ヒットするのでは?!」などとも思ってしまうわけである。

 そこでひらめいた!高価な空気清浄機など買えない私のようなボンビーな人間はアイデアで勝負である。もともとフィルターとしての役目がある「鼻毛」を有効活用するのだ。目一杯伸ばし(この際、一目だと気にしてはいけない)、静電気を帯びさせるのだ。「でもどうやって…?」と聞かれると困るが、とにかくその方法は伸ばしてから考えることにしよう。でも、待てよ…。しまった、永久脱毛するんじゃなかった!なんちゃって!

 

 ■ 昨日の体重 ■

 金曜日は「けっこう食べちゃったな〜」という割には土曜日は体重が増えていなかった。いつもこうだとよいのだが…。

 昨日は、金曜日1日だけの休養では疲れが取れず、身体がダルくて仕方がなかった。「休んじゃおうかな。たまには2連休でもいいだろう!」とも思ったが、在宅してもダラダラするのが目に見えていたので、「まあ、無理して体を動かすこともなし。プールのジャグジーに浸かってもいいし…」ということでいつものように出かけた。1時間半くらい体を動かしてからプールに向かった次第である。