この日記で何回か書いているが、前立腺がんが背骨に転移して一日をほぼ寝て過ごして介護状態にある父親は、隔週ごとに市内にある診療所から内科の先生に往診に来てもらっている。いつも、看護師の人と二人で来るのだが、血圧を測り、指先に洗濯バサミみたいなものをつけて血の流れを測定し、胸に聴診器を当て、あとは足などのむくみなどを確認して処方箋を書いてくれるので、まあ、時間としては5分から10分ほどで終わる。
先日、その先生から、「かなり心臓の方が弱ってきているので、がんよりは心臓の方が原因で亡くなる可能性が強い」と言われた。特に、本人が心臓の痛みなどを訴えることもなかったし、息切れなどがここに来て激しくなっているということも感じられなかったので少し意外な感じではあったが、もう88歳なので何が原因になってもおかしくはない。それこそ、カゼをこじらせて肺炎などで死んでしまうこともあるだろう。
それよりも、心配なのはボケの症状が出てきたことだ。今までも「あれっ、ペンをどこにやっただろう?」とか、「メガネ知らないか?」などというのはしょっちゅうあった。まあ、そのようなことは私でもときどきあることなので、「もう歳だしな…」くらいで特に気に留めてはいなかったのだが、昨夜は、父の対応をしていて「とうとうボケが始まったな!」と思わざるを得なかった。
■ 昨日の体重 ■
順調に増えています!