日記 - 3月

 

3月4日(火) 「さて、最近の父だが…(その1)」

 

 さて、最近の父だが、まあ、特に大きな変化はない。相変わらず寝ていることが多い生活だが、「寝たきり」というわけではないので、トイレは自分で歩いて行っているし、食事のときは、ベッドの横のテーブルに用意をすれば自分で起き上がって食べている。その2つだけでも介護するものとしてはかなり助かるわけである。

 ただ、確実に睡眠の時間は増えている。そして、最近の特徴としては、何か作業をしながらそのまま眠ってしまうことがよくある。食事中でも、しばらくフリーズしていると思ったら寝息が聞こえてくる始末だ。

 また、床で横になりながら針や糸を扱って何やら創作活動にいそしむこともあり(もちろん家族はやめるように言っているが聞く耳持たず)、そのままいつの間にか寝てしまうこともある。横になりながらなので、コックリコックリやって頭をどこかにぶつけるなどのけがの原因になることはないのだが、目が覚めると「あれ〜、針が見つからない」などと言い出す始末である。

 食事の量などは特に少なくなっているようなことはないと思うのだが、体力の方は少しずつなくなってきているような気がする。1年くらい前であれば、自分の好きなテレビ番組の時間は覚えていて、ヘッドホンを使って楽しんでいたが、最近はそれほど執着しなくなった。

 相撲なども必ずと言っていいほど見ていたが、先場所あたりは、家族のものが「もう始まっているよ!」と声を掛ければ見ることは見たが、途中で寝てしまうこともしばしばであった。体力もなくなってきているのできっとしんどいのであろう。

 

 ■ 昨日の体重 ■

 昨日は、「昨日少し食べ過ぎてしまったしな…」と思っていたのだが、少し減っていたのでホッとしている。月曜日から完全休養日の金曜日までにどれくらい減らせるかがポイントになるが、それには食事の量を制限していくしかない。それがなかなかね〜。