日記 - 3月

 

3月5日(水) 「さて、最近の父だが…(その2)」

 

 父は、最近、富に耳が遠くなり、なかなかこちらの言うことがうまく伝わらず苦労することがある。もともと元気なころから耳が遠いところがあり、一緒に生活していればいやがおうでも気が付く。補聴器も何回か購入しているが、少し使っただけで長く使い続けることはなかった。

 まだ、70歳の後半くらいだと思うが、私が「今日、代引で荷物が来るので、お金はテーブルの上に用意してあるから頼むね!」と言うと「大理石なんか買って何をするんだ?」という始末である。「代引」が「大理石」になっちゃうのである。

 それでも、2,3年位前までは、耳元で話せば「えっ?」などと聞き返すことはなかったが、最近では耳元で大きな声を出して言っても「何?」と、何回も聞き返すことがよくある。「耳元で話す」という行為もそこそこエネルギーが必要なので、私はの場合は、「食べる」「飲む」または「寝る」などの簡単な動作はなるべくジェスチャーで伝えるようにしている。まあ、日常の簡単な動作なら可能だがそれらもかなり限定される。

 先日も、「もう少し簡単に言うことが伝えられないだろうか?」となり、いろいろと思い巡らしていると「応援用のメガホンはどうだろうか?」とちょっとひらめいた。早速、ネットで調べてみると、扱っているショップも多くヒットし値段もそこそこお手軽なものであった。試してみる価値はあるかもしれない。また、ときどき「手話ができればかなり楽だろうな…」などと思うこともあるが、まあ、双方ができなければ仕方がないわけなので、これから習うというのは非現実的である。

 さて、「耳が遠い」ということに関して言うと、私には気がかりなことが一つある。それは「遺伝するのでは」という不安である。もちろん医者に聴覚の衰えなどを指摘されたわけではないのだが、私がテレビを見るときの音量が、どうも周りのものから「大きすぎる」と指摘を受けることがときどきある。もちろん本人は「そうかな〜」と首を傾げているわけだが、ちょっと心配は心配である。何とか予防する方法ってあるのだろうか…。

 

 ■ 昨日の体重 ■

 昨日は、「ちょっと食べすぎたな」という面と「少しは量を抑えることができたかな」という面があり、体重の方がどうなっているのか見当がつかなかったが、「微減」であった。平日、ある程度減らしていかないとこれからは辛い!