日記 - 4月

 

4月21日(月) 「吸いたい放題、月々7,550円(完)」

 

 呼気を感知できなくても警告音を発しない据え置き型は、まあ、あまり頻繁に発せられると煩わしさは正直感じるので、管理するものとしては負担は少なくなる。その分、供給されている酸素がどのくらい有効に使われているのかは疑問になるところである。

 口を開けながら寝ているときは、そのほとんどは口呼吸になっているであろうから、いくら鼻に管が入れられて酸素が出ていても、「吸う」という動作がなければほとんど肺の方にはいっていないように思われて仕方がない。その対応として、一応、マスクはさせてはいるが、それがどのくらいの効果があるのかは定かでない。それに、ときどき自分でマスクや酸素供給用の管を取ってしまうこともあるし…。

 今回レンタルした据え置き型の酸素発生装置と携帯型の酸素ボンベの月々の料金は、7,550円である。据え置き型は電源を入れていればいつでも高濃度の酸素を発生させてくれるので、月々のレンタル料以外は電気代のみとなる。そして、携帯型はボンベの中の酸素がなくなれば、連絡をすれば必要な分だけ無料で交換してくれる形になっている。つまり、ボンベの酸素は使っても使わなくても同じ料金となる。

 この7,550円で少しでも体の方が楽になれば「そんなに月々払わなければならないのか!」という金額ではない。よって、本人が「こんなもの必要ない!」と訴えない限りは使っていくつもりであるが、「効率よく使えている」と言うことに関しては疑問符はつく。いずれにしても、これから先何年もそれにお世話になるという状況ではないことは確かである。年越しをすることはないのかもしれない。

 さて、ちょっと話は変わるが、2日前の日記で空気の組成のトップ5を記したが、その中には「メタン(CH4)」が入っていなかった。ときどきその名前を耳にすることもあるガスの一種のメタンは第7位となる。割合も約0.0002%にしか過ぎないのでほんのわずかな量である。

 しかし、これは一般的な数値で、最近、どうも私の部屋だけ異常にメタンの濃度が高くなっているような気がしてならない、感覚的には窒素、酸素に次いでいるのではないかと言う危惧がある。いわゆる「火気厳禁」状態となっている。その理由を考えたとき、「なぜだろう?」などと首を傾げることはない。本人は大納得なわけである。