日記 - 5月

 

5月22日(木) 「家族葬(その1)」

 

 「家族葬」と言う言葉を聞いたことがあるだろうか?今回、父の葬儀で「喪主」を経験したからと言うわけではないが、最近、ときどき耳にする言葉である。私自身の「家族葬」の認識は、葬儀をごく親しい身内の人だけで行うものと思っているのだが、あまりいい加減なことも書けないのでウィキペディアで調べてみると以下のような解説になっている。まあ、ウィキペディアが必ずしも正しいとは限らないが…。

「基本的に、近親者のみで行う葬儀。密葬とほぼ同意語ではあるが、密葬の場合は、ほぼ遺族のみでお別れをして火葬というパターンが多く(「直葬」とも呼ばれる)、後日改めて本葬式(骨葬・お別れ会など)をするが(親族がいない等の場合はこの限りではない)、家族葬の場合は、訃報を伝えられたごく身近な友人・知人も参列し、通例どおり祭壇なども設け通夜告別式といったセレモニーも少人数で行い、火葬場まで共に行く。儀礼的・社交辞令的な弔問は受けないということである。よって後日、本葬式は行わない。」

 つまり、仕事関係とか近所の人には「わざわざ参列いただかなくても…」と言うことになることが多いのではないだろうか。今回の父の葬儀も大々的に取り行う予定はなく「家族葬」にするつもりでいろいろと話を進めていたわけである。よって、参列者としては近場の、それも疎遠になっていない親族だけを考えていたので、「だいたい15人くらいかな〜」くらいのつもりでいた。

 学生などの子供がいる親戚などに連絡を入れるときも「こじんまりと家族葬で行うので、子供たちは無理をしなくていいから…」と伝えると、一応、「分かった!」との返事はもらっていた。もちろん、「子供たちは来ないでほしい」などという言い方はできなし、決して「飲食も用意しなければならないので来てほしくない」と思っているわけではないので、「どうしても行きたいと言っている」と言われれば、「ダメと言ったらダメ!」などとは言えないわけだが、連絡をした学生の子供がいる親戚からは、そのような言い方もされなかったので、「無理に来てもらわなくても…」という日本人独特の間接的な表現でこちらの言わんとすることが伝わると思っていたのである。

 

 まだ筋肉痛が続いていてかなりつらい状態で、けっこう身体を動かすのにも支障をきたしている。昨日あたりも、ステップのレッスンの前半は「下半身がダルイな〜」と思いながらやっていた。でも、レッスンが進み気分も乗ってくると、途中からは全く気にならなくなった。脳内モルヒネ効果である。