フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 5月

 

5月30日(金) 「葬儀費用(その3)」

 

 それで積立金の分だが、担当してくれた人から「私共のシステムとして「その他」にお使いいただくことはできません」と言われてしまったのである。つまり、積み立てたお金は「祭壇セット」と「花」にしか使えないことになる。まあ、それぞれの会社で独自のシステムがあるのだろうから、それを「それはおかしい!」とか「何とも反一般市民的なシステムだ!」というつもりもなく、「そうですか…」と素直に話を聞いていた。

 そして、「祭壇セット」の祭壇の種類はいくつかあり、それらの写真を見せられながら受けた説明は、「祭壇はいくつか種類がありますが、会員様向けの祭壇はこの一番上のものになります。その下にある小さな祭壇は非会員様向けです。」というものだった。

 祭壇の写真が収まっているアルバムには数枚の写真が貼り付けてあり、ページの一番上に貼られている「会員様向けの」という祭壇の大きさは際立っていた。その下には「非会員様向けの」という祭壇が貼られていたが、倍以上の大きさがあるように思われた。

 家族葬でこじんまりとした葬儀を希望していた私にしてみれば、非会員向けの祭壇の大きさでも十分な感じがしたわけであるが、非会員用ということであれば仕方がない。とりあえず、「会員様向けの」と言っている祭壇を使った場合のセット料金を聞くと「60万」とのことである。つまり、積立金の2口分がそれで飛んでしまうことになる。結果的に、「花」には残った1口分を当てるしかないので、30万ということになり、積立金のすべてを使ってしまうことになる。

 しかし、どうでもよいが、父はクリスチャンで、葬儀は教会の神父様および聖歌などを歌っていただく人たちにも参列していただく予定でいた。つまり、キリスト教式で行うつもりだったのである。その場合、祭壇は全て白い布で覆われるので、はっきり言って装飾が施されたものなど全く必要ない。極端な話、事務用の机でも全く構わないということになる。「そんなことに60万も使わなければならないのか…」と思わざるを得なかった。

 そのことを担当してくれた人に伝えると、「まあ、お客様の中にはそういわれる方もいらっしゃることはいらっしゃいますが…」との返答で、それ以上突っ込むこともしなかった。私も、あまり必要ないものをごちゃごちゃつけることは避けたがったが、「なるべく節約して、積立金の1口分を次のときのために残しておこう」というつも毛頭もなかったので、「分かりました」と、いたって「よいお客様」に徹した次第である。

 

■この1週間のエクササイズもまあまあの内容だった。筋持久力系のレッスンでは、現在、週1回しか受けていないが、下半身や胸などのパートでは少しずつ重さを増やせつつある。昨日は、今まで30`にしていたところを、片側に一番小さなプレートを1枚ずつつけて32`にしたのだが、2`増やしただけで、今まで辛いながらも多少余裕を持って行っていたのが、ヘトヘトになってしまった。反復の回数が多いエクササイズはウエイトを増やすのも慎重になってしまう。