日記 - 7月

 

7月14日(月) 「まだ一つ残っていたようだ(完)」

 

 私も含めて、まだ何人か同じ墓に収まる予定のものは何人かいるので、名義変更は必ず行わなければならない。一応、名義変更の方法の説明を受けたが、印鑑証明や戸籍謄本が必要だったので、「ようやく父親の亡くなった後の処理が落ち着いたかな」と思っていた私にとってみると「まだ一つ残っていたか」感は否めない。

 ただ、ラッキーなことに、名義変更の手続きはどこの都営霊園の事務所でも可能と言うことなので、自転車で15分ほどのところにも霊園はあるのでわざわざ千葉まで手続きに来なくても済む。それは非常に助かる。

 さて、納骨の手続きが終わると再び石屋さんに戻って車でお墓まで向かった。すると、すでに、すぐにでも納骨ができるように石屋さんの従業員の人が待っていてくれた。今回は親戚の人には「家族だけで行うので」と言ってあるので、きわめてシンプルなものである。

 骨壺を収めて手を合わると、すぐに骨壺が収められた部分に石のフタ?が乗せられた。そのフタの四方にあった小石はフタが開けやすいように少しどかされていたが、「回りは後できれいにしておきますので」と言われたので、それで終了である。石屋さんは「私は次がありますので…」と忙しそうにその場を去っていった。

 私たちは、石屋さんから剪定用のハサミをかりてお墓の両サイドに植えられていた樹木の形を整え、再び石屋さんに向かい支払いを済ませ帰路についた。

 ・今回の費用は彫刻費と埋葬費(花代を含める)になる。

  彫刻費:文字通り墓石に父の名前や生年月日や死亡した日を彫るための費用となる。

      54,000円

  納骨費:納骨できるようにフタを開け閉めしたり、骨壺を収めてもらうのに要する費用と花代。

      37,800円

  合計で「91,800円

      

■ 以前からあれほど騒がれているのに飲酒運転による死亡事故が依然と起きている。誠に悲しいことである。自分で飲んで運転をし、事故を起こして死ぬのなら自業自得以外の何物でもないのだが、他の人を巻き込むケースが目立つ。「別に今までも問題なかったし…」と、飲んで運転してしまうのだと思う。「啓蒙」だけでは限界がある。何とかならないだろうか?