日記 - 7月

 

7月21日(月) 「固定観念を打破せよ!(その2)」

 

 手続き自体はそれほど難しいものではない。名義変更申請書などの2枚の用紙に住所、氏名、名義変更の理由などを書き、あとは押印するだけである。対応してくれた人に説明を受けながら行ったので10分ほどで終わり、「それでは、新しい使用許可証ができたら郵送しますので」と言われた。そこで私は、今回、納骨するにあたって少し疑問に思っていたことを質問してみた。

  私:「今回、納骨の方は以前からお世話になっている石屋さんにお願いしたわけですが、それって

     必ず石屋さんにお願いしなければならないわけではないですよね?つまり、自分たちで行っ

     ても構わないんですよね?」

 職員:「ええ、全然大丈夫ですよ!ただ、埋葬した後、フタをするときに雨水が入らないように注意

     してくださいね。」

 私が幼いころから祖父や祖母のそういう納骨の光景を見てきたので、今まで「納骨は石屋さんに任せるもの」という固定観念があったが、別に自分たちでも行えるのである。逆に本来は「自分たちで行うもの」なのではないだろうかと言う気さえする。

 そんなに専門的な知識や匠の技が要求されるわけではない、フタを開けて骨壺を入れまたフタをするだけのことである。まあ、フタは石でできていて重量があるから(実際に触ったことがあるわけではないが、この前の作業を見ていると25`から30`くらいはありそうであった)年配の人や女性では難しいかもしれないが、特に力持ちでなくても普通の男性であれば十分にできる作業のように思われる。注意しなければいけないのは、フタをするときに指を挟むことと、あまり勢いをつけてしまうと割れてしまう可能性もあることくらいであろう。