フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 8月

 

8月26日(火) 「危ない危ない、同じ過ちを繰り返すところだった(その8)」

 

 もちろん部屋の中で「天体ショー」をするためにレーザーポインターを購入したわけではない。前にも書いているように、被災したときに遠くにいる救助に来てくれた人に自分の居場所を知らせるためである。つまり、デスクの引き出しの中にしまったり枕元に置いておいては何の役にも立たないことになる。

 よって、私は購入した日には外出時には常に持ち歩いているデイパックの外ポケットの中にしまった次第である。つまり、外出時には常に持ち歩いていることになる。そうでないといざと言う時に役に立たない。

 本来の目的である「被災時の使用」を考えたとき、これはもう、本来の目的を達成せずそのままデイパックの中で一生眠っている可能性の方が確実に大きいわけである。だからと言って「ちぇっ、せっかく買ったのに…」などとなることはない。できれそのような非常時がやってこない方がいいに決まっている。でも、普段持ち歩いていると、たまには「ちょっと使ってみたい!」という衝動を抑えきれなくなることがある。

 フィットネスからの帰り道に、「1`くらいはあるかな?」と思われるような直線道路がある。閑静な住宅街の通りなので、夜11時を過ぎるとほとんど人通りもない。よって、何回か「どれどれ…」と自転車を漕ぐ足を止め、前のカゴに入れられたデイパックの外ポケットからレーザーポインターを取り出したことがある。

 一応、周りをキョロキョロと見回して人通りなかいことを確認し、はるか先の通りの突き当りにレーザーポインターを向けて、「どうだっ!」という感じでお尻の部分についているスイッチを押して「オン」にするのだが、スイッチが「オン」になると同時に、発射された強力な一条のレーザー光はいかなる障害物もない通りを突き進み、瞬時にして突き当りの壁にぶつかる。レーザー光が当たった壁はレンガなのかコンクリートなのかは分からないが、細かい不規則な凹凸にレーザー光が反射して、その周りがキラキラと輝いている。思わず「いいね〜」と笑みがこぼれたりするわけである。

 また、ある夜は、空き地で2匹の猫が戯れていたので、「レーザー光を照射すればそれに飛びついて遊んでくれるのでは…」と思い、猫がいる近くの地面目指してレーザー光を照射してみたが、2匹とも一目散に逃げて行ってしまった。どうも強力過ぎたようである。

 まあ、そのようなことも何回か行うと飽きてくるし、いたずらにやたらと外で使ってもよくないので、購入してから3週間も過ぎるとほとんどデイパックに入れっぱなしになり取り出すこともなくなっていった。

 

■土日でスクワットをする機会を逃してしまうと後が辛い。つまり、残りの月曜から木曜日までの4日間でスクワットとランジの両方をしなければならないことになる。2日続けてはとてもやる気になれないので、月曜日にスクワットを行えば水曜日か木曜日にランジ、または、最悪、月曜日にスクワットをする機会を逃してしまうと、火曜日にスクワット、そしてフィットネス週最終日の木曜日にランジと言う選択肢しか残っていない。

 4日のうち2日だから余裕がありそうには見えるが、月曜日には自体重での筋持久力系のスタジオレッスンがあるし、水曜日にはステップ、そして最終日の木曜日には軽いウエイトを用いた筋持久力系のクラスを受けている。下半身にそこそこの重い負荷をかけてからスタジをレッスンを受けるのは、これがけっこうしんどいわけだ。

 水曜日は一番最初にステップを受けるので、スクワット後に下半身を重く感じながらレッスンを受けることはないが、ステップのレッスンで疲れてしまうと、よっぽど気合を入れないと下半身に重い負荷をかける気にはなれない。そういう意味では、火曜日のスタジオレッスンはベリーダンスなので、下半身が多少疲れていた状態でレッスンを受けてもとくに影響はないし、レッスンで下半身に負荷を与えることはないので、一番余裕がある曜日かもしらない。(続く)