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日記 -2015年- 1月

 

1月17日(土) 「あれから20年が経つのか…(その1)」

 

 私が仙台にいたときのことである、おそらく午前中のお昼前くらいの時間だと思うのだが、街の中心部のアーケード街を自転車を押しながら歩いていてちょうど家電量販店の前を通った時のことだった。店舗の前には何台もテレビが並べられていていろいろな番組が映されていたのだが、どの番組も同じように火災現場の映像を映していたのである。確か音声はなかったように記憶している。

 私は「大きな火事でもあったのだろうか?」足を止めてしばらく見ていると、ビルや高速道路が倒壊した映像が目に飛び込んできて、ようやく普通の火災事故ではないことが理解できた。しかし、音声がなかったためか、詳細なことは分からず「どこかで大変なことが起きているようだ」と思いながら帰宅の途についた次第である。

 私は、仙台に3年半いたのだが、その時はテレビは所有しておらず新聞も購読していなかった。決して人里離れたところに仙人のように暮らしていたわけではないのだが、以上のことから、普通の人が普通に生活をしてれば知りうるような情報とは全く無縁な状況にあり、多くの場合は人づてに得ていたわけである。このときも、人から「大阪の方で大きな地震があり多くの犠牲者が出ている」ということを知ったわけだ。