購入した「ジャージ用補修布」だが、適当な大きさに切ってアイロンをかけるだけなのでもう誰にでもできるわけである。縫う必要がないというのはかなり楽だ。アイロンなど「最後に使ったのはいつのことだろう?」と思い出せない私にも、問題なく使うことができ、beforeとafterでは見栄えもかなり違ったものになった。
ただ、楽な反面「そう何年も持つということはないだろうな…」という思いはあった。特に、エクササイズ時に履いているパンツである。生地同士の摩擦や伸縮の度合いは激しいだろうし、1回履けば必ず選択されるという運命にある。しばらくは気に留めることなく履いていたが、やはりここに来てゴムの部分の露出が激しくなってきたので、「よしっ、ミシンも買ったし今度はもう少ししっかりと直すか!」となったわけである。ミシンの方も、最近は1週間に1回使うか使わないかくらいの頻度なのだが、購入した当初に比べればかなり慣れては来ている。
今回の「ゴムの露出」は、前回補修した部分が再び露出してしまったのではなく、補修しない部分が前回の様に摩擦で露出したことになる。そして、前回補修した部分は、一部で端の部分が剥がれているところは見られるものの、さすがにまだ1年と2ヶ月なので、擦り切れたり完全に剥がれて取れてしまっているようなところは見られない。
「さて、どうやって補修しようか?」と考えたとき、これはもう「クモの巣テープ」の出番である。パンツと同じような伸縮性のある生地を用意して、まずクモの巣テープで仮止めをし、それからミシンを使って縫っていけばバッチリのはずである。