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日記 -2015年- 1月

 

1月3日(土) 「貯まる一方です(その1)」

 

 年末、所ジョージの番組で卓上用のカセットコンロ(漢字では「焜炉」と表記するようだ)のことについて少し放送していた。現在、広く普及している卓上用のカセットコンロだが、1969年に「岩谷産業」が、もっと手軽に家族で鍋料理が楽しめるようにというコンセプトを元に商品化し、それが大ヒット商品になったようだ。

 その卓上用のカセットコンロが登場する前は、私もほのかに記憶にあるのだが、鍋料理などをする時は都市ガス用の1口のガスコンロを食卓の上に置き、それをオレンジ色のホースを使ってガス栓とつないでいた。番組でも紹介していたが、場合によってはホースの長さが足りなかったり、またはホースに足をひっかけたりしたものである。

 それが、卓上用のカセットコンロの登場で、わざわざ「ホースでコンロとガス栓とつなぐ」などという厄介な作業がなくなり、屋内はもとより屋外でもより手軽に鍋料理などが楽しめるようになったわけである。まさに画期的な商品の登場だ。

 さて、我が家にカセットコンロがいつ来たのかは全く記憶にない。「カラーテレビが来た!」とか「エアコンが設置された!」というようなちょっと生活に劇的な変化をあたえるような一大イベントであれば記憶に残るのかもしれないが、カセットコンロあたりだと「別に…」くらいでそれほど感動を与えるようなものではなかったのだろう。

 事実、鍋料理は冬に限定されるし、冬場でもワンシーズンに1、2回するかどうかくらいであったので、私にしてみれば「カセットコンロでもガスコンロでもどちらでも…」くらいの感覚があったのだと思う。おそらく遅くても高校生の時には我が家にもあったのではないかと思われるが、そのあたりの記憶は全くといっていいほど残っていない。現在では2台の卓上用のカセットコンロがあるが、もう2年くらいは箱から出していないような気がする。