建築中の家の内覧会に行ったのは去年の夏のことである。そこは分譲予定の住宅で、その辺一体は、元々はかなり広い農地だったのでないかと思われる。すっかり、住宅が建てられるように整地がされていて、ところどころで「現在進行形」の状態になっていた。
個人がその1区画を購入し、工務店を探して建てているようなところもあったし、私が見学に行ったところは、私がかねてから気になっていた工務店がその土地の一部を購入して新築を建てて分譲する予定のところであった。そのため、周りには4棟ほど同じような住宅が建築中(in the middle of construction)であった。
建築中の住宅の内覧会だったので、基本的には梁(beam)や柱(pillar)などはむき出しとなっていて内装などは一切行われていなかった。床にはブルーシートが敷かれていたくらいである。もちろん、住宅を購入する際の大切なポイントとなるキッチンやお風呂場なども「ここが予定となる場所です」状態であり、ややもすると、女性などは「ちょっとこんなの見てもイメージが涌かないわ」となりそうだが、その反面、構造(structure)を確認するにはよいチャンスとなる。壁などが張られた後では確認のしようがないからだ…。