まあ、建て替え時の煩わしさ(troublesomeness?)を考えたら近場に建売りを買って住み替えることが「あり得ない!」というわけではなかった。しかし、こと「陽当たり」に関しては、現住宅は「完璧である!」と言える環境にある。左右に50m、前方150mくらは、一部を除いては住居がなく、畑か公園、そして駐車場になっているので、太陽光を遮る(block off)ものが全くない。よって、住み替える場合は、陽当たりが悪くなることは覚悟しなければならなかった。
そして、おそらく1ヶ月ほど前のことになると思う。何回か「あそこの畑だったところすっかりきれいな住宅になっちゃったのよ」とか「一部はもう人が住んでいて素敵なお家だったわ」などと言っているのを聞いていて「また言い始めたな…」くらいにしか考えていなかったのだが、そこの折り込みチラシを手にして「近いし、ここ見に行ってみましょうよ!」と訴え始めたのである。
今回は明らかに前回のパターンとは違っていた。前回は聞こえないりをしていれば済んだが、今回は「Yes/No」の答えを求めてきたわけである。もうこうなると無視する(ignore)わけにもいかず、「まあ、近いからいいか!」ということで家族で出かけた次第である。