昨日のサモア戦、25対5で日本が勝利した。24年間、ワールドカップ勝利から遠ざかっていた日本が、南ア戦で歴史的な勝利をおさめ、そして今回のサモア戦で2勝目をあげたのだから立派である。残すのはアメリカとの試合だが、十分に勝利する可能性はある。まあ、ニュースなどを見ると、当初の目的の「8強入り」は難しそうだが、3勝すれば日本でのラグビー熱も増し、次回の開催国として盛り上がりを見せるに違いない。
まあ、だからと言って、特にラグビーにさほど興味を持たない私個人としては、これから盛り上がるようなこともないと思われる。私が心配しているのは、今回、イングランドでの試合をニュースなどで見たりしているのだが、スタジアムは試合を見に来た人たちで空席(vacant seat)がないほど埋まっているし、自国のチームに関係なく応援(cheering)もすごいわけである。「果たして日本でここまで盛り上がりを見せるのかな?」ということである。
海外からも応援に来る人は多いのだろうが、サッカーなどに比べるとどうしてもパイは小さいに違いない。よって、次回のワールドカップが盛り上がるかどうかは開催国の日本次第と言うことになる。翌年にはオリンピックの開催もあるので、当然、そのことはプラスに働くはずだ。
あと、大切な要素として「経済」がある。経済が上向きのときと下向きの時では各企業がスポーツに回すお金もかなり違ってくる。デフレを何とか抜けた状態にあった日本だが、ここに来て出てくる経済指標(economic indicator)も芳しくなく「再びデフレに戻るのでは…」などという声もちらほら聞こえてくる。私はお役に立てそうにもないが、「なんとか踏ん張ってほしい」と思っている今日この頃である。