私: どこの国の人ですか?
青年: スペイン人です。
私: スペイン人?へ〜、じゃあ、女性の人は?
青年: あ〜、私の奥さん?
私: 奥さん?!あっ、そうですか…。日本人ですか?
青年: はい、日本人です。
私: 〜、そうですか。えっ、失礼ですけどいくつですか?
青年: ああ、そうですね。いくつに見えますか?
私: え〜と、26、いや、27…。
青年: 23です。
私: 23?!そ〜ですか?!奥さんとはどこで出会ったのですか?
青年: はい。アメリカです。
私: アメリカ?!
青年: はい。二人とも留学をしていてそこで知り合ったのです。
私: あ〜、そうですか…。えっ、結婚式は?
青年: はい。日本でしました。
私: じゃあ、スペインからお父さんとかお母さんが来て…?
青年: はい、お父さん、お母さん、そしてお兄さんの3人が来ました。ちっちゃい結婚式ね!
私: そうですか。あの〜、お名前は?
青年: 私の名前、覚えるのすごく簡単です。スーパーマリオブラザーズの「マリオ」です。
私: 確かに覚えやすい!私は○○です。よろしく!
青年: はい。よろしくお願いします!
まあ、こんな感じで5分もしていないような会話(conversation)だったわけである。それ以来、ほとんど会話らしい会話はしていないのだが会釈(bow)は必ず交わしている。週に2、3日は筋トレエリアで見かけるが、彼はスタジオを卓球のために開放しているときはときどき参加しているようで、何人かの人(どうも年配の人が多いようだが)とはときどき親しそうに会話をしているのを見かけたりする。