フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2015年 - 12月

 

12月28日(金) 「 フィーバー(その1) 」

 

 ちょっと他の国の事情(situation/circumstance)は分からないのだが、私には、我々日本人は、ちょっと古臭い言い方をすると「フィーバー(fever)」する国民性が非常にあるような気がしてならない。

■ 五郎丸 ■

 ラグビーのワールドカップで一気に知名度を上げまくり、いろいろなテレビ番組で五郎丸選手の顔を見たりして未だに冷めやらぬところがあるわけである。 本人もラグビーを少しでも普及させようと頑張っているのだというのはひしひしと伝わってくる。

 多くの人が彼の真似をしたり、あるニュースでは「五郎丸」という回りには何もないような小さな駅が観光客で賑わっていると報じていた。私個人としては、同じ姓の人がどれくらいいるのか分からないのだが、「みんな、どう思っているのだろう?」という気がしないでもない。郵便局とか病院の待合室で「五郎丸さ〜ん」などと呼ばれようものなら、周りから注目されるのは確実で「どよめきみたいなものが起きたりするのだろうか?」などと勝手に想像しているわけである。

 ただ、この手のフィーバーは、日本の場合、一過性の(transient))ものになるのはほぼ確実で、「熱しやすく冷めやすい」日本人にしてみれば、騒ぐときは一気に大勢で盛り上がるが、忘れ去るのも非常に得意なわけである。