フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2015年 - 12月

 

12月24日(木) 「 ホームメイド・リップクリーム(完)」

 

 さて、もう購入してから20年近くは経つだろし、おそらく今後使う予定もほとんどないように思われるワセリン。まあ、邪魔になるものでもないので薬箱にそのまま入れっぱなしにしてもよいし、場合によっては捨てても構わないのだろうが、最近、富に「Mottainai Spirit」が身体に染みついてしまった私にしてみれば「何とか有効利用」したいと思ってしまったわけである。

 まあ、多くの人がしていると思われるように保湿剤(moisturizer)としてハンドクリームのように使用してもよいのだろうが、あいにくハンドクリームは家にたくさんある。よって「何か他に利用方法はないだろうか?」と考えたときに「リップクリーム(リップクリームは和製英語:lip balm)」を思いついた。

 そのまま使ってもよいのだろうが、それではさすがに味気なさ過ぎたので良いアイデアを思いついた。それは、父親がまだ生きているときにときどき入浴させていたときに使っていたものである。湯船につかっているときに「おい、あれを2、3滴たらしてくれ!」とよく言われたものである。それは「ハッカ油」である。父親が購入したものだ。

 小ビンに入っているのだが、そのままビンから直接湯船に入れると入れ過ぎてしまう可能性もあるので、いつも割りばしの先に一度浸みこまれたせてから湯船につけていた。すると、風呂場は一気にハッカの香りで満たされ、あの嗅覚がかなり落ちた父親でも「おお〜、いい香りだ!」と言っていたほどである。

 そのハッカ油は、父親が亡くなった後もずっと風呂場に置いておいたのでラベルはかなりシミ(stain)やカビ(mold)と思われるものがついて汚れていて「使って大丈夫かな?」という一抹の不安はあるが、まあ、食べるわけではないので死にはしないだろう。しばらく使って様子を見ようと思う。