フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2015年 - 12月

 

12月6日(日) 「今週のエクササイズ(完)」

 

 その「状況を一変させたある動作」というのは、ちょっと私の小学生程度の国語力で上手に説明できるかどうか不安なのだが、基本動作としては気持ち斜めに踏み込む左右交互のフロントランジになる。ただ、普通のフロントランジと大きく異なるところは、ランジをしながらフロアに置いたダンベルを片手でつかむ動作が加わるところだ。

 まず、立ったスタートの時点であらかじめ(beforehand/in advance)左右の斜め前方のフロアにダンベルを1つずつ置いておく。このレッスンで用いるダンベルは、動作に関係なく非常に軽い。私がいつも用いているのはおそらく1`ちょっとくらいの重さだと思われる。そして、立った位置からフロアに置かれたダンベルまでの距離だが、踏みこんだ(step into)ときに手を伸ばして取る形になるので、おそらく自分の身長以上はあるはずである。

 まず、右斜めのダンベルの方に右足を踏み込んでランジをしていく。通常のランジでは、上半身はフロアに対して垂直に(vertically/perpendicularly)保ちながら腰を落としていくのだが、このエクササイズではフロアに置かれたダンベルを右手で取らなければならないので上半身はかなり前傾させる(incline forward)ことになる。

 そして、手を伸ばして前方のフロアに置かれたダンベルをつかむので、やっているときは全く気にしていなかったが、軸足であるスタートの位置に残している足の膝は、通常のランジであれば腰を落としたときには曲がるのだが、このエクササイズでははぼまっすぐの状態になっているはずであるそうでないと、とてもダンベルをつかむほど身体を前傾させることにはならないはずだ。

 ダンベルをつかんだら踏み込んだ右足に力を入れて一気にスタートの位置まで戻る。そして、再び同じように右足でランジをして、今度はつかんでいたダンベルを元のフロアに位置に戻して再びスタートの位置に戻ってくるわけである。これで右の動作は終了。次は斜め左のフロアに置かれたダンベルの方に左足を踏み込んでランジをすることになる。これを左右交互に繰り返す。

 ゆっくりやっている分には何回か行うと動作にもなれるのだが、クイックの動作になると運動量は一気に上がり下半身への負荷は一段と高まる。20秒も行うとヘトヘトになる。この動作が筋肉痛の原因になっているのは明らかである。

 痛みは翌日よりは翌々日の水曜日に激しくなり金曜日まで続いた。昨日の土曜日あたりはほとんど感じずに身体を動かせたが、水曜、木曜と自宅で腰をフロアに落とすときなどは「痛て、て、て、て〜」を声を出さざるをなかったほどである。まったく困ったものであるが、まだしばらくは「いろいろな刺激を身体に与えるべし!」のモットーを貫こう(carry out)と思っている。