フルスクワットとは、「もうこれ以上落とせない」というころまで腰を落として行うスクワットである。当然、同じ重さでも、通常のスクワットよりは運動強度が格段に上がる。つまり「辛い!」ということになる。もちろん重さに依るところは大きい。
腰を落としきった時には、膝の位置が確実につま先よりも前に出るので膝への負担も大きくなる。過去に膝を壊している私には「とても無理だな」と思って挑戦してみようという気にもなれなかったが、数年前に「軽い重さでやってみよう」と思ったことがあった。もうウエイトを何`に設定したのかなど忘れてしまったのだが、「お試しコース」だったので65`前後だったと思う。もちろん回数も少なかったはずだ。
行った感想としては「けっこうできるもんだな〜」という感じはあったが、だからと言って以降続けて行うこともしなく、それ1回で終わってしまった。もちろん、今回も「お試しコース:第2弾」のつもりだったが、前回とは少し違って「何`くらいまでできるだろうか?」とちょっとチャレンジャーなところはあった。
まず、バーのみでフォームを確認しながら数回やって軽くウォーミングアップ。フルなので、ふくらはぎとももの裏がピッタリとくっつくのが分かる。次に、片側に25`をつけて55`にして5回ほど行った。まだ、余裕である。そこから10`ずつ増やし85`まで5回ずつ行った。まだ、限界は感じられなかった。
さて、続けて95`で3回、そして105`で2回ほど行うと「そろそろかな〜」という感じになってきた。そこでやめても「お試しコース」としては十分なのだが、「115`持ち上がるだろうか?」とふと思ってしまったわけである。
バーの片側に5`のプレートをそれぞれはめ、肩よりも気持ち下にバーをセットして今までと同じように腰を落としきり「ふんっ!」と力んで一気に持ち上げようとしたのだが、バーは10pほど上がったところでピッタリと静止してしまった。もうそこから「踏ん張ろう」という気持ちは全くなく、すぐにバーをフックに掛けて終了となった。
結果として115`は無理だったが、膝にもそれほど負担がかかることなく105`までは行えたわけである。その後は、ワイドで数回行ってスタジオへ向かった次第だ。木曜日なので、軽いウエイトでの筋持久力系のレッスンを受けたが、そこでも通常のスクワットとランジでの下半身のトレーニングもあったので、そこそこ充実した下半身のトレーニング日だったような気がする。「やれるときにやっておかないとな〜」などと思っているわけである。
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