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日記 -2015年- 3月

 

3月18日(水) 「タイヤ交換(完)」

 

 自転車の旅では初日からトラブルが待ち受けていた。出発するときに、「じゃあ、行ってくるから!」と言って友達に別れを告げてユーターンしようとしたら自転車が重たくて支えきれず転倒し、ライトを破損してしまった。そして、八王子から山梨に入ったところでパンクをしたのである。まったく「やれやれ」のスタートとなった。

 私はあまり自転車には詳しい方ではないのだが、ツーリングなどに用いるランドナータイプやスピードを出すロードレーサーのタイプは、パンクをしたときなどのためにタイヤがすぐ外せるようになっている。ネジを回す必要などはまったくなく、後輪でさえも30秒もあれば取り外すことが可能だ。よって、タイヤやチューブの交換はそれほど手間がかからない。

 それに対して、いわゆる「ママチャリ」と呼ばれている軽快車は一苦労である。それでも、年に何回か定期的に行っていれば「慣れ」も出てくるのだろうが、タイヤ交換自体、1年に1回は行うことはないし、ここ何年かはパンクすることもないので、「自分で行おう」という習慣はすっかりなくなってしまった。

 まあ、実際、今回パンクしたのでタイヤを交換してもらったわけだが、もうタイヤそのものが限界を超えていてツルツルであり、場所によっては中の繊維が見えているところもあるので、「なるべくしてなった」という感じは否めない。

 さて、購入したタイヤは自宅にあるのだが、まだ前輪が残っている。前輪はまだ山が残っていて、駆動輪の後輪と比べると摩耗度は少なく、交換時期はもう少し先なような気がする。「今度こそ自分で…」とは思っているのだが、どうなることやら…。