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日記 -2015年- 3月

 

3月21日(土) 「やっぱり筋力なんだよな〜(その1)」

 

 一昨日の木曜日のことである。フィットネスの前にスーパーに買い物に行った帰り道のこと、時間にしたら6時半を回っていたと思うのですでにすっかり陽は落ちていた。スーパーは片側1車線のそこそこ交通量のあるバス通りに面している。スーパーを出ると、バス通りに沿って50mほど歩道を通ってから住宅街に入り、自転車で3分ほどで自宅に着く。

 いつものようにスーパーから歩道に出たときのことである、前方20mほどのところでバス通りを横断しようとしている人の影が目に入ってきた。杖を片手に持ち、もう一方の手にも荷物を持っているのが分かった。 シルエット的にはどうも年配の女性のようなのだが、健常者というよりは「脳梗塞か何かで半身が麻痺しているのかな?」と思えるほどおぼつかない動作であった。

 まず、歩道から片手に持った杖を車道につこうとしていた。歩道は車道よりは1段高いところにあるが、ごく一般的な歩道なので高低さは10pほどである。普通の人であれば、もちろん杖などを用いなくても難なく昇降できる高さだ。

 その動作からして非常に危なっかしく「なんか危ないな〜」と思いながら自転車を進めていたのだが、案の定、車道についた杖を頼りに足を一歩、歩道から車道に下ろした途端にバランスを崩して転倒してしまい、上半身は歩道へ、そして下半身は車道の状態になってしまった。また、もう一方の手に持っていた袋も落としてしまい、その中に入っていた、おそらくスーパーで購入したものだと思われるのだが、それらは車道に散乱してしまったのである。

 私は、「ああ、やっぱり!」と思って自転車を歩道の脇に留めて急いでその人の元に駆け寄った。幸い自動車は来ていなかったが、まず、道路に散乱したものを慌てて拾って歩道の脇に置き、そして、その女性に「大丈夫ですか?」と声をかけた次第である。