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日記 -2015年- 4月

 

4月10日(金) 「まあ、どうでもいい話?なのだろうが…(その6)」

 

【ケース1】:防犯登録のシールが張っていない場合

 防犯登録のシールが貼っていない理由として2つのケースが考えられると思う。まず第1として、防犯登録自体がされていない場合、当然、シールは貼られていないはずだ。そして次が、元々は防犯登録なされてシールが貼られていたが、そのシールが故意に剥がされてしまっている場合である。盗難車などはそういうケースが多いかもしれない。

 いずれにしても、シールが貼られていない自転車を交番に「これ、落ちていました!」と持って行った場合、所有者が見つかる可能性も少ないような気がし、「しばらくしたらオレのものかな〜」などという期待感で胸の高まりが抑えられないわけである。

 

ヨッパー・アゲイン:昨夜、フィットネスの帰りに再びヨッパーに遭遇してしまった。場所は、住宅街の歩道である。最初は分からく通り過ぎてしまったのだが、「んっ、もしかして今の人か?」と、自転車を漕ぎながら振り返って確認した次第。でも、しばらくは「またか〜」と思いながら自転車を漕ぐのを止めることはしなかった。

 昨夜は気温も下がっていてとても外で快適に寝て一晩過ごせるような状況ではなかったし、「病気という可能性もありえる」と考えると、そのまま放っておくわけにもいかないような気がしたので自転車を止め引返した次第である。

「もしもし」と声をかけると、返事があり酒臭かったのでとりあえず「一安心」した。年齢は30代くらいである。「大丈夫ですか?」という問いには「え、ええ〜」。「こんなところで寝ているとカゼを引きますよ」というと、「大丈夫です。眠たいんです。」との答え。片手に何かを握っているので、「スマホかな?」と思ってみてみると財布である。まったく不用心で、「盗んでください!」と言っているようなものだ。一瞬、「警察のおとり捜査か?」と思いあたりを見回したが、特に物陰からこちらを監視しているような人影は見当たらなかったわけである。

 再び「こんなところで寝てはダメですよ!」と言ってみたが、「え、ええ〜」との返事だけで全く動こうとしなかった。よって、とても「何とか起こさないと」う気にもなれなかった。場所は歩道だし、間違っても車に引かれるようなこともなかったわけである。

 年末年始のヨッパーとの決定的な違いは、まあ、年齢も大きいのだが、彼らは何とか起きようと努力していたのである。そうなると、当然のことながら「助けてあげないと」という気持ちが湧いてくるが、「このまま少し寝ていたいんです」となると、これはいかんともしがたい。

 年齢も若いし、気温が低かったとはいえ、年末年始に比べればかなり温かくはなってきている。よって、私も「まあ、カゼを引くことはあっても死ぬことはないだろう…」ということでその場を去った次第である。やだやだ酔っぱらいは…。