最初、羽毛の団子玉を見たときは、全く予期していなかったのでショック以外の何物でもなかった。いろいろと原因(cause)は考えられると思うのだが、「洗濯水から出したときに、均一に持ち上げられなかったのがマズかったのかな〜?」などと思っているわけである。
このベストにはずいぶんお世話になったし、まだまだ十分に使えそうではあったが、もうこうなったら「ダメ元」である。「ダメっぽいけどとりあえず乾かしてみるか!」ということになり、直接日が当たる場所に持っていきなるべく太陽光が当たるようにして床にベストを広げてみた。
最初は、あっちこっちにできた羽毛の団子玉をほぐそうとしてみたのだが、濡れて固まっているので上手くほぐすことができなかった。よって、「少し水分が抜けてからでいいか」ということでそのままにしておいた次第である。
そして、1日経ちかなり水分も抜けてきたので団子玉をほぐしてみると、少しずつではあるが小さくなっていった。それを3日ほど繰り返すと、団子玉もほとんど分からないようになり、何とか洗濯前の状態(condition)に近いところまで戻ったのである。よって、一度は飽きられかけたが、またしばらくはまだお世話になることができそうだ。
しかし、よくよく考えてみると、今回洗濯をしたダウンベストよりはダウンジャケットの方が着用した頻度(frequency)は比べ物にならないくらい多く、12月から3月ころまでは毎日のようにデスクワーク時には着用していたわけだ。もちろん寝袋との併用であったが、そのお陰でこの冬は自分の部屋では電気や灯油を用いることなく過ごすことができた。
つまり、「汚れ」と言う意味では、ダウンジャケットのほうがかなりひどいはずである。よって、次の冬までには「1回はきれいにしないと…」とは思っているのだが、今回の件で、「万が一ダメになったらかなり困ったことになる」ということで少し躊躇している今日この頃ではある。あっ、そうそう、寝袋もあったか…。